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【iPhone5 vs iPhone4S】ゲーム性能を動画と共に比較! iPhone5からもう戻れない…。

グラフィック性能2倍!
CPU速度も2倍!
画面はワイドサイズ4インチ!
でも実際にはどんな差があるのかよくわからない…ということで動画を交えて良いところ、悪いところ正直に比較してみた。
といいつつ、タイトルで結論は出ているのだけども。
iPhone5はロード時間が早い!
iPhone5 は iPhone4S と比べてグラフィック性能が2倍ということだが、実際に嬉しかったのはロード時間の速さ。
ほとんどの大作ゲームで、ロード時間が半分ぐらいになっており「快適すぎてiPhone4Sに戻れない!」と思わされた。

タイトルiPhone5iPhone4S
ワイルドブラッドステージ開始5秒
10秒
Asphalt 7:Heat レース開始5秒
13秒
Real Racing2 レース開始
4秒
6秒

数字でわからなければ動画でみると一目瞭然。
タイトル選択画面からメニュー表示画面までが短くなっていたり、細かい点でもストレスがなくなっている。



ワイド画面はボタンゲーム向き
では、ワイドになった画面はどうなのだろうか?
iPhone4S(上)とiPhone5(下)の画像を見ると、やや横の表示が長いことがわかるが、静止画で見るとそこまで差を感じない。
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実際にプレイして見ても、いまいち良さがわかりづらい。
実際、まだまだワイド画面の恩恵はないように感じた。
ワイド画面前提のゲームが出てくると、演出がダイナミックになっていいのかもしれない。


しかし、これがボタン式のゲームだと話が異なり、画面が横に広くなったことの恩恵を着実に受ける。
下のスクリーンショットは『ワイルドブラッド』の同じ画面。
iPhone4Sではボタン部分が主人公から2キャラ分ぐらいの間を置いて存在する。

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iPhone5では3キャラ分程度。
この差が意外に大きく、画面が指で隠れづらくなるのだ。
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最新ゲームがスムーズに!
画面が広くなった以上に『Horn』『ワイルドブラッド』など iPhone4S では動作がスムーズでなかったゲームも一切カクつきがなくなり、快適にプレイできたのがまた嬉しい。
Asphalt7:Heat』なども十分快適だと思っていたが、さらにスムーズに動いてスピード感は完全に上。
ただし、対応していないゲームでは左右に黒い帯が出てしまう問題が…。
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▲処理落ちが消えてかなり快適なワイルドブラッド






対応されていないゲームも…。
残念ながら、iPhone5に対応されていないゲームも。
未対応のゲームは画面が中央に表示され、左右に黒い帯が表示される(黒モデルだと目立たないが、白だとかなり目立つ)。
それ以外にも、『レイマン ジャングルラン』はiPhone5で表示されるけども Retina 非対応の画像で表示されてしまう。
古いゲームには「iPhone4、iPhone4S、iPod touch 4GのみRetina」というような指定をしているものが多いので、気になるところ。
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『Horn』は処理落ちがなくなって快適になったが、ところどころタッチの判定がおかしいことがあり、入れない隠し通路などがある。
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スクウェア・エニックスの音ゲー『
DEMONS' SCORE』も一部でタッチの反応が iPhone 4S などと異なるように感じ、実際にプレイすると以前よりもプレイにミスがかなり多くなった(20回以上プレイしたが、感覚として「やりづらい」は解消されず、ミスも未だに多い)。
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iPhone5は体験すると戻れない、けどまだまだ問題もある
ゲームのロード時間が快適で、最新ゲームも必要十分以上にスムーズに動く。
プレイしているときに「本体が軽い」というのが意外にも大きく、持っているのを忘れるほど。
一見ゲームに関係ないように見えてゲームへの没入感が段違いに上がる。
iPhone5でゲームをすると、快適でiPhone4Sに戻れないぐらいだ。

ただし、既存のゲームでなぜか動作が微妙におかしくなるものがあったり、実際に動かないものもある。
まだワイドスクリーンを活かしたゲームも少ない。
そう考えると、環境が整う次世代 iPhone まで iPhone4Sユーザーは待っていてもいいだろう。

なお、ゲーム以外の比較は今回動画を提供してくださったおShinoブ:iPhone 5 vs iPhone 4S 動画で比較してみた - livedoor Blog(ブログ)さんが詳しいのでそちらをどうぞ!