原作絵本は、緻密に描きこまれた迷路をなぞって出口への道を探したり、イラストの中から特定のアイテムを探したりする『ウォーリーを探せ!』+迷路のような絵本。
本ゲーム内でも、プレイヤーは名探偵ピエールとなり、盗まれた秘宝“迷路ストーン”を取り返すために、迷路のように入り組んだ街のさまざまな場所をめぐることとなる。
価格はSteam版の半額の610円で、Android版も今後予定されている。
アプリ版はゲーム名が『Labyrinth City』となっているが、日本語に対応しているのでご安心を。
本作は絵本を「触って楽しむ」方向にグレードアップしており、絵本では止まっていたイラストが動き、近づいて触ると何かしらのリアクションをとるインタラクティブ絵本として作りなおされている。
実際のプレイ動画を見てもらうとわかるが、触ることで人物や物体が動き、ときに意外な反応をする。触らずとも何かしらイベントが発生することすらある。
プレイする前、「絵本ならともかく、ゲームで簡単な迷路をプレイしても面白くないのでは?」と考えていたが、触ってみるとにぎやかな世界観が伝わり、迷路内を観光するように楽しめる。
絵本を新たなゲームにしかできない表現でグレードアップし、原作とちょっと違う楽しみ方を提供したものに仕上がっているので、動く絵本、触れる絵本が好きならぜひチェックして欲しい。
アプリリンク:
Labyrinth City (App Store 610円 / GooglePlay 開発中 / Steam 1,220円)