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日本工学院八王子専門学校、トイレットペーパーになって紙を求める人の元に急ぐアクション『Give me paper』など在校生3作品をGoogle Playにてリリース

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日本工学院八王子専門学校は、ゲームビジネス“ガチ実践プロジェクト”として、在校生が開発したゲームを Google Play 向けに3作品配信開始したことを発表した。
『Give Me Paper』(ギブミーペーパー)、『Escape Code』(エスケープコード)、『モノクニ』の3作品をデザインカレッジゲームクリエイター科に所属する学生が作成・公開している。
本作のマーケティングプランはビジネスコースの学生が作成しており、これら一連の開発・配信・マーケティングを学ぶ機会を“ガチ実践プロジェクト”と位置づけ、学生の学習意欲と学習効果を高める教育として行っているという。

Give me paper (GooglePlay 無料)

トイレットペーパーになって転がり、ペーパーを必要とする人の元まで移動するパズルアクション。
スマホ本体を傾けて転がって移動し、ペーパーを地面に敷いて、スワイプでひらひらと腕のように使ってアイテムを移動させたり、ペーパーの端を器物にくっつけてそれを起点に移動できたりする。
アイデアも題材の面白さも良いが、トイレットペーパーを動かす操作性が悪すぎて惜しい作りになってしまっている。
たぶん、それと操作性の問題が解決したら楽しく遊べるであろうポテンシャルの高い1作。

Escape Code  (GooglePlay 無料)

広大な宇宙に伸びる一本の道を、エネルギーコンテナを回収しながらアンドロイドが走り続けるランゲーム。
操作はタップのみで、ジャンプと空中ジャンプかなり多段ジャンプ可能)で障害物を避けていく。
道から落ちたり、障害にぶつかるとゲーム終了。
なんとなく気持ちいい効果音、着地するとドリル上のエフェクトが出ることなどが気持ちよく、作り込んだら楽しそう。

モノクニ (GooglePlay 無料)

主人公とメビウス君の2人が白黒世界の切り替えによって進む横スクロール・パズルアクション。
「白い壁は白い世界なら通過できる、黒い壁は黒い世界なら通過できる」という特徴を生かし、ステージ最後のゴールを目指す
左右移動とジャンプ、メビウス君の形態切り替え(投げ縄、白と黒の世界入れ替え、紐の3種)、メビウス君仕様ボタンの3ボタン操作。
アクションの動きがこなれていないので遊びづらいが、仕組みはしっかりゲームしていて磨き上げれば楽しそう。

上記3作品は、Android端末さえ持っていれば広告なし、無料でプレイ可能。
なお、これら配信サポート、および広告予算は学校が補助しているとのこと。学生が作ったものをこうやって世に出せる……本当に、言い時代になったものだ。

若い作品を遊んでみたいのであれば、試してみると良いだろう。

アプリリンク:
Give me paper (GooglePlay 無料)
Escape Code  (GooglePlay 無料)
モノクニ (GooglePlay 無料)