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SIE、Bungieを36億ドルで買収することを発表。『Destiny』や『HALO』初期3作を開発したスタジオ

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、『Destiny』や『HALO』初期3部作の開発で知られるBungieを36億ドル(約4,144億円)で買収することを発表した。
買収完了後はSIEの独立子会社になるがスタジオの独立は維持され、現在サービス中のタイトル、そして今後のタイトルもPlayStation独占にはならず、幅広いプラットフォームで提供予定となっている。
一方、スタジオはSIEの支援により『Destiny 2』や、さらに先の世界を実現するための人材獲得を加速していくとのこと。

Bungieはもともと、Mac向けにゲームを開発していたが、2000年にMicrosoftに買収され、初代Xboxのキラーソフト『Halo: Combat Evolved』を提供。
さらに、『Halo 2』、『Halo 3』をヒットさせた後にIPを手放して2007年に独立する。
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▲こちらはHalo: Combat Evolved Anniversaryより

そして2013年に『Destiny』をヒットさせ、現在も『Destiny 2』の開発・運営を手がけている。
いまなお愛される2つのIPを生み出したヒットメーカーだ。
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こうなると「○○のゲームはXboxで遊べないのか?」などとファンから心配の声があがるものだが、これに関してはすでにQ&Aが用意されており、『Destiny 2』や今後リリースするゲームについてもPlayStation独占とはならず、これまでサポートされてきたプラットフォームで遊べるという。

なお、これに関してMicrosoftのゲーム事業責任者であるフィル・スペンサーさんは早速「PlayStationに新たな才能が加わったことを祝福する」という意味のツイートを即座に伝えている。

Microsoftが定額サービスを開始し、Zenimax、Activision Blizzard買収を発表し、SIEもファーストスタジオを増やし……業界再編の流れはどんな未来に繋がっているのか、不安がありつつも目が離せなさそうだ。

関連リンク:
BUNGIE JOINS SONY INTERACTIVE ENTERTAINMENT > News | Bungie.net
Destiny 2: Our Shared Vision > News | Bungie.net(Q&A)