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6月11日の新作ゲーム感想19本、2本指でスクーターを乗り回し、あらゆる場所でトリックを決めるスポーツアクション『Touchgrind Scooter』がIllusion Labsからリリース

※価格は記事執筆時のものなのでDL時にストアで確認してください。

注目のゲーム
Touchgrind Scooter (App Store 無料)

2本の指を前輪・後輪の操作に割り当て、動きの組み合わせてスクーターを操り、さまざまな場所でトリックを決めるアクションゲーム。
操作の理屈はわかりやすいが、極めるには難しく、上手くコースを走れると気持ちいい。
トリックを連続で決めるとめきめきとスコアが上昇していき、スコアアタックを始めると脳汁が出る面白さが。
でも難しい。

おすすめ
和階堂真の事件簿 - 影法師の足 推理アドベンチャー (App Store 無料 / GooglePlay 無料) 

近代的な科学が信頼され始め、同時に非科学的な迷信への信奉がまだ根強く残る昭和。
そんな確かさと不確かさが入り交じる時代を舞台に、刑事となって謎を解き明かすアドベンチャーゲームシリーズ第3弾。
今回は主人公が犯人となって追い詰められ、その中で真実を探す様子が描かれる。
アナログなポイントクリックアドベンチャーだが、モノクロを基調としたドット絵の雰囲気がかなり良い。
また、ストーリーを読みつつ、そのおさらいとして簡単な推理を楽しむ構造もよくできていて、ライトな推理アドベンチャーとして楽しい。

気になる
にょろっこ【非対称対戦サバイバルアクション】オンラインゲーム (App Store 無料 / GooglePlay 無料) 

女優の本田翼さんがプロデュースすることで話題になったゲームアプリ。
天使2人と人間6人に分かれて争い、人間は時間内にすべての鐘を鳴らすと勝利となり、天使は人間をすべて倒せば勝利となる。
基本的な仕組みはDbDに近いが、天使が空を飛べ、フィールドを自由自在に移動できる点はちょっと面白い。

二ノ国:Cross Worlds (App Store 無料  / GooglePlay 無料)

Level5の人気シリーズ、『ニノ国』の世界観を利用したMMORPG。 リネレボ系のオートクエストで進むMMORPGではあるが、演出やストーリーの見せ方は日本向けで、類似ゲームよりかなり遊びやすい。

Unholy Adventure (GooglePlay 無料) 

帰宅しない妻を探すため、怪異に見舞われた町を探索するホラーアドベンチャー。
怖い、というよりも狂った町の描写で違和感を抱かせるタイプのゲーム。
ゲームプレイとしてはポイントクリック型の謎解きゲームだが、難易度は低くて物語を純粋に頼める。
少し怪しいが日本語にも対応。

だんじょんあたっく (GooglePlay 無料) 

死んだら最初から、毎プレイランダムに生成されるマップを探索し、敵と戦って成長しつつ仲間を集め、装備を調えてボスに挑むローグライク要素を持ったRPG。
デッキビルド要素はなく、着実にキャラを育て、職業バランスを整え、強固なチームを作る堅実なRPGプレイが求められる。

FirstQueen1NEXT (App Store 370円 / GooglePlay 360円 / Steam 1,220円)

1994年に呉ソフトウェアからリリースされた『ファーストクイーン』の続編リメイク作。
戦場に舞台を連れて行くとAIがオートで戦闘するゴチャキャラバトルを特徴としており、本作は複数の部隊を率いて戦えることが特徴だった。
ゲームは古い物を踏襲しており、今遊ぶと単調で、ひたすらレベル上げしてすすめば勝てる印象。
ただ、こういった古い物が今でも遊べるというのには価値があるし、懐かしい空気も感じられる。 

やさしい クロスワード - 日本語のパズルで脳トレ (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

文字を一筆書きでつなげ、示されたヒントから単語を作っていくクロスワード風パズルゲーム。
かなり難易度が低く、こういったゲームをあまり遊ばないプレイヤー向けに作られている。
操作感などはかなり良いので、ゲームしない人向けにはありだと思えた。
私としては、もっと難度の高いやつが欲しい。

Not Exactly A Hero -ヒーロ違います- (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

ヒーローたちが活躍し、悪と戦う世界でヒーローをサポートする一般人として過ごすテキスト主体のアドベンチャーゲーム。
少し変わった視点から描かれる、選択肢によって物語が変化する物語を、チャットソフト風の会話シーンで気軽に楽しめる。
唯一の欠点はチケット(選択を選ぶときに必要)が頻繁に尽きることか。

Psychofunk (App Store 610円 / GooglePlay 560円)

縦スクロールするステージの床を出し入れし、左右に動き続けるキャラクターをゴールまで安全に落とす落下アクションゲーム。
簡単に見えるが、意外に遊んでみるとミスしてしまう。
独特の世界観とサイケな色使いも良し。

その他
The Longest Road On Earth (App Store 490円 / GooglePlay 450円 / Steam 1,010円)

美しく静かな歌に乗せ、4人の獣人たちが生活する様子が描かれるアドベンチャー。
左右移動とタッチによる調べる操作だけでゲームは進行し、言葉を一切使わずに淡々と4編の物語が描かれる。
かなりスローペースなゲームで、序盤だけで面白いかどうか判別がつきかねる。
ただ、音楽はかなり良いし、ビジュアルも訴えるものがある。

Idle King - Clicker Tycoon (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

国民をオートで働かせて金を稼ぎ、金を軍隊(タップで金が貯まる)と内政(よりオートで金が貯まる)に割り振っていく放置クリッカー系ゲーム。
いそいそと人が動く様子が面白いし、クリックの感触も良くてっけこうあそべる。


sin 七つの大罪 X-TASY (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

アニメ『sin七つの大罪』を原作としたRPG。
セクシーな外見の悪魔などが戦うコマンドバトルRPGで、内容としてはどこにでもありそうな(海外系の)育成・対人戦のガチャゲーム。
映像面でも内容面でも古く、ゲーム自体は微妙。

Slope Car (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

レトロサイバーな空間を走り、障害物を避けて走り続けるアクションゲーム。
操作は左右のハンドルと、左右同時押しでのダッシュのみで、走った距離を競う。
シンプルだが、意外に仕掛けはちゃんとしていて短時間遊ぶなら充分楽しめる。

ラストサバイバー:ゾンビシューター (App Store 無料)

ゾンビで文明が崩壊した世界を生き延びるアクションシューター。
スタミナを消費して短いステージに挑み、ミッションをこなして資源を手に入れ、武器を強化したりシェルターを拡張し、さらに先のステージを進んでストーリーを追うゲームとなっている。
操作は基本的にバーチャルスティックのみで完結し、移動してゾンビが近くにいれば自動で銃を撃つ。
そして爆弾などが使えるときは別途ボタンが表示され、仕様が可能となる。
シンプルなゲームではあるが、ステージの見せ方の工夫があって結構楽しめる。

異世界に飛ばされたらパパになったんだが (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

異世界に呼び出され、突然に娘ができてしまった男を主人公としたRPG。
娘、そしてガチャから出てきた女子たちと精霊騎士団を結成し、悪の存在と戦っていく……という物語。
なお、ゲームとしてはバトルでステージを進め、経過時間に応じて報酬が手に入る中華型のガチャ放置RPG。

アフター アリス (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

『不思議の国のアリス』の世界から、アリスが消えてしまった…!?
これに怒った女王の命令により、ウサギは異世界からあらゆるアリスを召喚し、不思議の国にアリスを取り戻すことに。
美少女を召喚して、働かせて次の召喚資源を手に入れ、また美少女を召喚するSLG。
キャラクターはどこかの使い回し感があり、ボイスなどもまったくゲームに合致していない奇妙ゲー。

Memory Stamps: メモリースタンプ (App Store 250円 / GooglePlay 240円)

複数のイラストからなる大きな切手のパーツを組み合わせ、正しい形にするパズルゲーム。
最初に完成図が提示され、それを暗記してパーツを組み瞬間記憶瞬間記憶記憶+ジグソーパズルになっている。
一定数のパズルを解くと壁紙が手に入り、次の難易度へ進める。
ビジュアルと音楽で楽しむ雰囲気重視のゲームだが、もう少し変化が欲しかった気がする。

論外
ガールズ コントラクト (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

どこまで行っても紋切り型という雰囲気の中華型放置RPG。
美少女キャラを中心に5人でパーティーを組み、オートバトルで敵を倒してステージを進み、最終的に対人戦に移行する模様。
ストーリー演出も薄く、競合ゲームと大きな差を見いだせない。
ガチャ表記も怪しく、プレイすべきではない。