不思議な街を訪れダンジョンの入り口に立ったあなたは、なぜか勇者の体を得て、死の魔王を倒すため挑むたびに形を変えるダンジョンに挑むこととなってしまった……。
何度倒れても、体が変化しても、当たり前のように勇者として扱われるあなた。
何度倒れても、体が変化しても、当たり前のように勇者として扱われるあなた。
そしてあるとき、あなたはダンジョンだけでなく街すらも戻るたびに形を変えていることに気づく。
果たして、この街と世界には何が起きているのか、いや、それ以前にあなたは何者なのだろうか……?
何度も潜ってダンジョン攻略するやりこみRPG『ダンジョンに捧ぐ墓標』が NIntendo Switch、PlayStation 4、XBOX ONE、Steam 向けに配信開始となった。本作は毎プレイ変化するダンジョンに挑むRPGで何度も挑み、脱出することで装備を集めたり、スキルを育成したり、ボスとの戦いに臨み、世界の秘密にせまるRPGだ。
PVはこちら。
お得意のブロックで表現されたキューブグラフィックは進化しており、被写界深度などのぼやけの演出も入って街の様子はミニチュアのようにも見える。
ダンジョンパートはスティックデ移動し、攻撃、各種アイテムを使い分けるシンプル操作のアクションパズルとなっている。
ただし、操作は簡単でもプレイは濃い。
開発したワンダーランドカザキリは過去に仕掛け満載のダンジョンを作れる『ブロッククエストメーカー』というゲームをリリースしており、そこに登場した大量のギミックが本作にぎっしり盛り込まれている。
進むほどにパズルとしてもアクションとしても高度になり、敵も強くなり、手応えが楽しめるようだ。
そう、これは過去にスマートフォンでもリリースされた『ダンジョンに立つ墓標』の実質後続作で、評価が高かったランダムダンジョンの探索に、『ブロッククエストメーカー』の仕掛けを取り込み、大幅に拡張したものなのだ。
▲ダンジョンに立つ墓標の画像。似ているようでプレイするともう別ものというほど進化している。
私自身、ワンダーランドカザキリの過去作はすべて遊んでいるが、過去作で培われたギミック、パズル要素などが全部入りになり、シリーズ作に欠けていたストーリーも興味深く仕上がっていて、まさに過去4作の集大成と言っても良い作品に仕上がっているように感じた。
スマホで『ダンジョンに立つ墓標』が動かなくなってから久しいが、このシリーズのファン(ならずとも!)楽しめそうな作品だと思うので、動画を見て楽しめそうだと思えたら、ぜひストアページを覗いてみて欲しい。
関連リンク:
Steam:ダンジョンに捧ぐ墓標