iOS14に切り替えれば、Apple Arcadeはもっと存在感を発揮するかもしれない。
TouchArcadeは、AppleがiOS 14の App Store に機能を追加し、Apple Arcadeで直近リリース予定ゲームが見られるようになったことを伝えている。
そして、その中で4本の新作ゲームの存在が明らかになったのだが……日本人クリエイターのゲームも含め、かなり強いラインナップになっていることが見て取れる。まずは『デスカムトゥルー』をリリースして注目を集めたイザナギゲームズの新作『World's End Club -ワールズエンドクラブ-』。
シナリオは『極限脱出』シリーズを手掛けた打越鋼太郎、クリエイティブディレクターは『ダンガンロンパ』シリーズの小高和剛の新作。
“12人を殺す?12歳による、12のデスゲーム”として発表されていた『デスマーチクラブ』の正式版の名前と思われる。
続いて『Samurai Jack: Battle Through Time』。
本作は、アメリカのテレビアニメ『サムライジャック』を題材としており、さまざまな武器を使い分けて、素早く、スタイリッシュに敵を葬るアクションゲーム。
スキルを割り振ることで弓などを扱い、プレイヤーそれぞれのスタイルで戦える。定価が39.99ドル(約4,200円)と言うことで、このタイトルだけで8月のApple Arcade料金のもとがとれてしまう。
続いて『No Man’s Sky』で知られるHello Gamesの新作『The Last Campfire』。
故郷に帰るため、暗い森や古代遺跡など不思議な場所を訪れ、主人公が世界の意味を理解していく雰囲気重視のアドベンチャーになっている。
スマホでかつて人気を博した『LostWinds』のスタッフを中心に制作されており、スマホでのプレイも問題なく楽しめそうだ。
4本目は『Next Stop Nowhere』。
『OXENFREE』などを開発したNight School Studioの新作で、Apple Arcade独占となる。
Couldn't we all use a galactic road trip right about now?
— Night School Studio (@nightschoolers) August 4, 2020
Next Stop Nowhere.
Coming very soon, exclusively on @AppleArcade. pic.twitter.com/QB75bncBA0
AppleがApple Arcadeの改善に取り組んでいるという噂が流れているが、こういったゲームが予定にラインナップされるなら、今後ゲーム好きの間でこのサービスが普及していく可能性はある。
Apple Arcadeのゲームは他の定額配信サービスに参加できない。
Xbox Game Passなどと併せて加入し、内容を補完して遊ぶスタイルなど、あり得そうではないだろうか。
関連リンク:
デスマーチクラブ公式サイト-Death March Club Official Site-Steam:Samurai Jack: Battle Through Time
The Last Campfire