複数のプレイヤーがミステリ小説に登場する別々の人物を演じながら会話し、プレイヤーのなかに潜んでいる犯人役を推理するマーダーミステリー。
これをアプリで本格的に楽しめる『独り身ユニオン 裏切りのシンデレラ』がiOSとAndroid向けにリリースされた。
このアプリを使えばオフラインはもちろん、オンラインでも手軽に『マーダーミステリー』が遊べる。
本作の舞台は、とあるシェアハウス。そこに住む仲良し
4人組の女子は「恋人を作らないこと」を暗黙の掟として暮らしていたが、ある日その中の1人に恋人がいることが判明する。
果たして恋人を作った同居人は誰なのか。裏切り者を探す暗黒の女子会が始まる……!
先ほども書いた通り、マーダーミステリーは複数のプレイヤーがミステリ小説に登場する別々の人物を演じながら会話し、プレイヤーのなかに潜んでいる犯人役を推理するゲームである。
面白いのは各プレイヤーに与えられる役割や情報が異なるところで、あるプレイヤーは犯人をさがし、あるプレイヤーは犯人をさがしつつも不都合な別件の発覚を隠したがるなど、単純に事件解決だけに協力できないようになっている。これがプレイヤーごとに異なる展開を生み、「ストーリーのある人狼ゲーム」のような遊びとして、近年では専門店もできるほど人気だ。
しかし、マーダーミステリーには進行管理役のGMと呼ばれるプレイヤーが必要になったり、オンラインで遊ぶときは情報の管理が複雑になったりする問題があった。
これを解決するアプリが『独り身ユニオン 裏切りのシンデレラ』だ。
このアプリはオンラインサーバーを介してゲーム進行を管理し、ゲームの残り時間(会話の制限時間が定められている)、プレイヤーが持つ情報や共有している相手などが一目でわかるように示す。
対面で遊ぶならGMも情報カード(と呼ばれるカードで情報を整理することが多い)を整理するスペースもいらず、オンラインで遊ぶ場合も別途LINEやDiscordなどのチャットソフトは必要になるが、情報管理の手間がない。
すでにプレイしてみたがアプリの出来もシナリオの出来も上々で、マーダーミステリーアプリとしてはかなり素晴らしい出来になっているので、マーダーミステリーに興味があるなら自信をもっておすすめできる。
価格は通常1シナリオ610円のところ、4月30日までリリースセールで370円。通常、マーダーミステリーは数千円が価格帯なので、価格としても安い。
なお、遊ぶには同じアプリをインストール(iOS/Android一緒に遊べる)し、シナリオを買ったプレイヤー4人が必要となる。
なかなか一緒に遊ぶプレイヤーが見つけられないという方のため、ゲームキャストのDiscordで1週間、専用にプレイ仲間を募るための場所を作ったので良ければ利用して欲しい。
アプリリンク:
独り身ユニオン (itunes 無料 / GooglePlay 無料)