Apple Arcadeの対抗とも言われる定額アプリ使い放題のサービス『Google Play Pass』が米国でサービス開始となった。
このサービスは、広告なし、追加課金なしで、サービス内で提供されるアプリが使い放題となるもの。
Apple Arcadeと同じ$4.99の月額課金が必要だが、初月は$1.99で試すことができる。
なお、初期ラインナップは251タイトル。
Apple Arcadeも「100以上のゲームが遊び放題!」と掲げてサービス時は71タイトル(米国では80以上)しか登場していなかったが、ふたを開けてみるとGoogle Play Passも「350以上のアプリが定額」と掲げつつ、251アプリでのスタートとなった。
アプリリストを見ると、『テラリア』や『Stardew Valley』、『FRAMED』に『ELOH』など、多くの良作が入っていることがわかる。
一方で『2048』(251本のうち3本は2048のバージョン違いだ!)や『250+ Solitaire Collection』、『100 Blocks Puzzle』など、多くが無料で提供されているゲームの広告削除版であり、目玉といえる作品がない。
▲こういった雑3Dアプリやら、定番ゲームの広告なし版が半分程度を占める。
基本的には、広告付き無料ゲームを広告なしで遊べたり、注目を集めなくなった旧作の墓場となっており、かなり厳しい戦いを強いられそうなサービスに見える。
なお、Google Play Passはゲーム以外のツールも使い放題で提供している。
お天気アプリや多機能ボイスレコーダーなども提供するので、そこにバリューがあればルールを変えられるのかもしれないが……現状、かなりてこ入れをしないと厳しいものに見える。