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Googleの定額・アプリ使い放題サービス『Google Play Pass』が米国で今週サービス開始。350本以上のゲーム・便利アプリが使い放題に

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Googleの定額アプリ使い放題サービス、Google Play Passが米国向けに今週サービス開始となる
これはAndroid端末で契約できる月額$4.99(初月$1.99)のサービスで、Googleが提供する350本以上のアプリが広告なし・課金なしで使い放題となるもの。
Apple Arcadeの対抗サービスと思われるが、ゲームではないアプリも対象となり、よりカジュアルな層にアプローチできるものとなる。
開発者はそれぞれのアプリの使用時間に応じてGoogle Play Passの収益を分け合うという。

告知動画はこちら。


予告動画などを見ると、『Stardue Valley』や『Monument Valley 2』などの有名どころを持ってきてはいるものの、Apple Arcadeと比べるとすべてが旧作となり、独占のゲームは存在しないようだ。
お得とはいえるが、すべて新作・独占作で70以上(海外では80以上)のゲームを揃えたApple Arcadeと比べると、ゲーマー向けにはいまいちパンチが弱いラインナップと言えそうだ。
一方、過去にある程度評価された手堅く遊べるゲームが大量にあるため、普段スマホで有料ゲームを遊ばない層がゲームを遊び続けるならこちらが向いている可能性が高い。
ラインナップを見ていくと「Androidでは有料ゲームは売れなかった」とストアから取り下げられたものも加わっており、Androidで討ち死にしたゲームの復活の場として機能する可能性もある。
便利アプリを使うついでにゲームにも手を出すプレイヤーが増えることで、これまで届かなかった層にもゲームを届けることができるかもしれない。

コアなゲーマー向けのApple Arcade、カジュアル向けのGoogle Play Pass、どちらが人気を得るのか。
これは、まだ誰にもわからないところだろう。とにかく、サービスリリース後の推移や各プラットフォームの発表を見守りたい。