コナミは、E3にて懐かしのゲーム機PCエンジンの小型版、『PC エンジン mini』を発表した。
ヨーロッパ向けにはマイナーチェンジ版の『PC Engine Core Grafx mini』、北米向け『TurboGrafx-16 mini』(※北米ではサイズを大きくしてこの名前で発売された)も同時に発売予定。
PCエンジンは、1987年に日本電気ホームエレクトロニクス(NEC系列)が発売した家庭用ゲーム機で、8bitのCPUと16bitの画像処理能力をあわせ持ったハード。
メガドライブやスーパーファミコンなどの16bit次世代ハードの先駆けで、『R-TYPE』完全移植や巨大キャラが動く『カトちゃんケンちゃん』などで、当時圧倒的な性能を見せつけていた。
また、追加機器での拡張を前提とした“コア構想”に基づいて作られており、世界で初めてCD-ROMを利用する拡張ハードを提供したゲーム機でもある。
ハードが3地域別に発表されたため、予告動画も3通り。
PCエンジン miniのアナウンストレーラーはこちら
TurboGrafx-16 miniのアナウンストレーラーはこちら。
PC Engine CoreGrafx miniのアナウンストレーラーはこちらとなる。
気になる収録タイトルだが、PCエンジンminiと、それ以外で異なるものが6タイトル発表されている。
追加のタイトルは今後順次発表されるとのこと。
・PCエンジン mini収録タイトル
『スーパースターソルジャー』
『THE 功夫』
『PC原人』
『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』
『イース I・II 』
『ダンジョンエクスプローラー』
・PC Engine CoreGrafx mini/TurboGrafx-16 mini収録タイトル
『R-TYPE』
『New Adventure Island』
『Ninja Spirit』
『Ys Book I&II』
『Dungeon Explorer』
『Alien Crash』
名前こそ『PCエンジン mini』ではあるが、『イース I&II』などCDのゲーム中に含まれており、幅広いラインナップが期待できる。
▲イースI・IIはCDソフトだが、単に名作リメイクというだけでなく、ロードの短さなども含めて話題となった。
私としては『イースI・II』、『はにぃいんざすかい』、『天外魔境II 卍MARU』、『R-TYPE』、『桃太郎伝説』、『邪聖剣ネクロマンサー』などがあればだいたい満足だが……何が発表されるか、続報を楽しみに待ちたい。