あの素晴らしいノベルアプリがスマホにやってきた。
本サイトでも過去に『素晴らしい をもう一度/再装版(あのすば)』で紹介した自転車創業から、『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ(だらよ)』と、『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません(だらよ3)』が同時にリリースされたのだ。
そして、これらは『あのすば』でも好評を博した、同じ物語を、異なる記憶を持った主人公で何度も見て、少しずつ変化させていく独特のシステムを搭載しているノベルゲームだ。
『だらよ』などには、Advanced Novel Operation System(ANOS)と呼ばれる独自システムが搭載されている。
これは「選択肢を選ぶだけ」のアドベンチャーに対して、別アプローチでゲームらしさを追求するために作られたもの。
ゲームをプレイすると、その中で主人公が体験したキーワードはライブラリに登録され、次以降のプレイにその記憶は選択して持ち越すことができる。
その記憶を元に主人公の行動が変わり、新しい展開が待っている。物語の流れを分析し、新しい展開を探す推理ゲームとなっているのだ。
あのときに、未来の記憶がわかっていれば……。
あのとき、あのことを知らないでおけば……。
そんなことを考えて推理するノベルアドベンチャーが『だらよ』である。
気になる価格は『だらよ』無料、『だらよ3』は3500円。
物語に、背景イラストに、緻密に隠された伏線から推理する面白さで『だらよ』は自転車創業の出世作。私もこれからワクワクしながら遊ぶので、皆さんも一緒に遊んでくれると嬉しい。
なお、『だらよ3』は2019年1月7日までに買った場合、解説同人誌『チャレンジ!! パソコン アドバンスドノベル』(PDF/46ページ)もついてくるので、1作目を遊んで試して、気に入ったら早めに買うのが良さそうだ。
アプリリンク:
だらよ1 (itunes 無料)
だらよ3※ (itunes 3,500円 )