「絵に命を吹き込む」なんてよく使われる言葉だが、デジゲー博2018に展示されていた『まつろぱれっと』は、命を持つ絵を終わらせるゲームだ。
赤い瞳で見るものを魅了する“未完の少女絵”。あなたもそれに魅せられた画家の1人である。
未完の少女絵は、その余白に絵を描き足し、自らを完成させ吏うことを求める。
失敗した者は呪い殺され、あなたの目の前には過去に殺された画家たちの記録だけが残っている。
さて、あなたは、彼女を終わらせることができるだろうか。ゲームを開始すると、呪われた少女絵がプレイヤーを迎えてくれる。
上品な顔をしているが、なかなか奇怪な動きが印象的。少女漫画を思わせる優しいキャラクターがホラーな動きをするところが本作の魅力の1つだろう。
▲モチーフ、場所、それらを推察するアドベンチャーゲーム?また、ゲームには「絵を描くリソース(画材?)を時間で入手する放置ゲーム要素がある」とのこと。
画面の上には時間があり、少女もまた時間に合わせたメッセージを発するようだ。
ホラーゲームであり、少女と共に生活するゲームであり、アドベンチャー。
『まつろぱれっと』は、常に持ち歩くスマホの仕組みを活かし、新しいホラーアドベンチャーの形を提案してくれるかもしれない。
リリース時期は聞きそびれたが、最新作『バベルンルン』を7時間で完成させたというふりふらさんなら、近いうちにゲームを出してくれることだろう。
バベルンルン 神々のラグナロクま (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)