ブロックを積み重ねた世界で、プレイヤーの創意工夫次第であらゆるものが作れるクラフトサバイバルゲーム『Minecraft』。
ハードで人気を誇り、10年間話題になり続けている化け物ゲームだが、Apple TV のサポートは2018年9月24日で終了していたようだ。
9月24日なんてとっくに過ぎているが、これはあるプレイヤーのTweetで話題になり、ようやく知られたもの。『Minecraft』の変化についてすら、Apple TV 上では話題にならないほどプレイヤーが少ないのだろう。
Apple TV といえば、Apple がリビングを制覇するために作りだした機械で、専用のタッチコントローラーを使用して iPhone の画面をテレビに映したり、動画配信を見たり、アプリを遊んだりと、いろいろなことが可能だった。
しかし、2015年の時点でApple TVでは、人気ゲームでも1万円しか売れないことが指摘されており、市場として成り立っていない状態が続いたのだろう。
理由は色々と考えられる。Apple TV自体が売れなかったのもあるし、初期の「Apple TVのコントローラーでゲームが遊べなければならない」という厳しい条件があった(かつ、あのコントローラーで面白くするのも難しかった)こと。のちに、ゲームコントローラー専用ゲームを解禁したときには、もう手遅れだった。
また、iPhone のアプリをそのまま移植すると、とくに3Dゲームにおいては画面サイズの差から動きの修正が必要なわりに売れないというのもある。
実際、私自身も今日のニュースを知るまで存在すら忘れていたのだが……このまま、役目を終えてしまうのだろうか。