ゲームキャスト

面白いゲームを探すなら、ここ。

「メガビットコンベンション」のほぼ全て[前] ~BitSummitの呪われた双子にあったもの~

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君はMEGABIT CONVENTION(メガビットコンベンション)を知っているか。
BitSummitが行われている5月21日に、BitSummitと同じみやこめっせの3階で行われていたインディー・同人ゲーム展示頒布イベントだ。
オシャレでスマートなBitSummitに対し、ドロドロとした情念すらこもったこだわりゲームが展示され、ある種補完的なイベントとなっていた。

どこかで特集されると思っていたが、思った以上に情報が出なかったのでゲームキャストの知るかぎりの情報をここに出しておきたい。
面白いゲームが多かったので、ぜひチェックして欲しい。
※写真がぶれていたものは公式の画像などを使っている。

スマホのゲーム
『Magic Scroll Tactics』
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オートリ電子さんの横スクロール戦術シミュレーション。
これはスマホで出るので単品で記事を出した。キャラクターが可愛く、高度の概念があり、かなり面白いゲームになりそうだったので、是非チェックして欲しい → 懐かしのファンタジーと近代的な横スクロールSLGの融合。『Magic Scroll Tactics』

『ブラック・ブラッド・ブレイカー』
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浜崎正哉さんのバトルアクションゲーム。
ワラワラ出てくるキャラクターを撃退し、どんどん強くなっていく指一本アクションバトルゲーム。
ゲームは薄味だが、うまくすればインフレゲーとしていい感じになるかも、という印象。
キャラクターが可愛い。また、公式ページで製作日誌が詳細に記されていて興味深い。

『常世の塔』
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//commentoutさんの2Dアクションゲーム。
毎日ランダム生成される塔を登ること、可愛いドット絵を特徴としている。
見た目は印象的だが、ゲームの調整はまだこれからと言ったところ。でも、十分に面白くなる可能性を秘めていた。

ヒロインがとても可愛いと思ったが、作者さんによると「男」とのこと。
まあ、それでもいいけど。

メガドライブのゲーム
『The Plunger Man』
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Mt. Chocolateさんの作品。
竜巻に飲み込まれた人が巻き上げられないよう、うんちをしてたたき落とすシューティング……かなぁ?

うんこ型のコントローラー「ウンコン」を手に入れたが中国製のスマホバッテリーでもあったため、爆発が怖くて充電できなかったのだとか。
そこで、コントローラーとして使うことで充電せずに有効利用することにしたという。
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証拠。やっぱ、メガドライバーはクレイジーだな…。
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ファミコンのゲーム
『東方老桜夢』
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野うさぎ亭さんのシューティング。
ファミコンで東方シューティングをどれだけ再現できるかやりたくて作ったとか。

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本当にファミコンだった……。


VRのゲーム
『ガンナーオブドラグーン』

サークル「ハイドレンジャー」のVRシューティング。
ドラゴンの背に乗って空を飛ぶ体験ができる。なんとロデオマシーンと連動しており、ドラゴンの動きに合わせて振動する。そのため、本当にドラゴンに乗っているような騎乗感を得られる。

『マヨナカガラン』
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CAVYHOUSEのVRアドベンチャー。
非現実的なアニメ表現と空間を、リアリティのあるVRで表現することを目標としているユニークなゲーム。
寝不足のせいかVR酔いしてしっかり遊べなかった。でも、アニメ世界の寺院を見る体験は面白かった。

Windowsのゲーム

『Equivocal Survival War』

イシキスペースさんの戦術シミュレーションゲーム。
ゲームの特徴は、パラメータが全てあいまいに示されること。
国の生産高などは「やや高い」「低い」、武将の能力も「平均的」「低い」などと表示されるのだ。
軍師のアドバイス(でも軍師の知力も曖昧)や噂などを頼りに武将の能力を把握し、適切に指示して世界を統一するゲームとなっている。だいぶ好きなタイプ。

『淀屋橋お嬢様倶楽部』
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デスモフモフさんのFPS。
お嬢様のお茶会に呼ばれた客人となり、お茶会の会場まで銃をぶっ放しまくって進む。
Doomライクなゲームとして作られたと語っていたが、弾速が少し遅めで大量に弾がばらまかれるのが特徴。
そのためFPSなのに弾幕シューティングをプレイして避けているような気分に。破壊演出も爽快だし避けても楽しいし、超良かった。

『GRAZE COUNTER』
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びっくりソフトウェアさんの弾幕シューティング。
通常ショット、通常ショットを当ててエネルギーを貯めて撃つ強力なショット、さらに得点アイテムを取って放つスーパーショットと3つの武器を使い分けるゲーム。
ゲームスタート時に機体のスキルを3種類から選ぶのだが、これが「かすりで敵弾を消す」などどれも独特。独自のスタイルを築ける面白さがあった。
正直、すっごく面白かった。Steamでチェックせよ。

『アトの跡』
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ほしさらいさんのエスコートアクションゲーム。
無敵のロボットを操作し、「足跡」をついてくる少女を守りながら目的地を目指すアクション。
敵の攻撃を反射して射撃したり、敵の攻撃を吸い寄せてボールにまとめて投げたりして戦うが、無敵のロボットは本当に強い。画面中がっちゃんがっちゃん揺れて爽快感抜群。
でも少女は弱いので爽快感に夢中になるとすぐゲームオーバー。少女を助け起こすロボットが紳士ですてき。
画面は地味だけど、本当に面白い!なお、C++で作られている(作者さん曰く、C++しか作り方を知らなかった)のでスマホ移植はない。

『鉄道事業戦略』
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overload Gamesさんの現実の土地を舞台に、新しい鉄道を敷いて経営するSLG。
駅を作るだけでなくプレイヤーが乗り継ぎやダイヤを設定することができ、効率的な乗り継ぎ経路を設定してにんまりできるマニアックな作品。
「電車の加速などを計算して駅間隔などを設定すると効率よくなりますよ」って、マニアックすぎか!
でもマニアは好きそう。

『世界の半分を商人にやろう』
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overload Gamesさんの商売SLG。
魔王の出現したファンタジー世界を舞台に、商人となって勇者を支援しつつ儲けるゲーム……と説明されたが、利益最大化のために魔王を支援したり裏工作するゲームなんだとか。
面白そう。あと、スマホでも受けそう。

『PHRASE FIGHT』
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サークル「超OK」
の対戦リズムゲーム。画面の左右にキャラクターが配置され、画面の指示の通りリズム良くボタンを押せれば敵を反対側に押し出せる。
最終的に画面端まで押し切ったプレイヤーの勝ちというシンプルなゲーム。写真がブレブレで使い物にならなかったので、TIFでの作者さんの告知ツイートで雰囲気をつかんで欲しい。
Switchコントローラーで遊べた。

長くなったので「メガビットコンベンション」の全て(後半)~BitSummitを選ばなかったゲームたち~に続く。