5月21日～22日まで行われるインディーゲーム博覧会BitSummit 5thその中で最も狂っているゲームは間違いなく『シュココーココ(ShCoCooCoCo)』であった。
まず、恐ろしいことにブースがない。参加者がそのまま筐体となり会場を動いているのだ。
そして、プレイがそれに輪をかけて狂っている。上の写真のシャンプー容器が確認できるだろうか。
本作のコントローラーはシャンプー容器なのである。
それは、突然にやってきた。
それがなければ、BitSummit最大のおバカ出し物は超巨大コントローラーで遊ぶSIEのパラッパラッパーだったかもしれない。
もしくは、釣りコントローラーのようなものでUFOを動かす『ピーポーパニック！』だったかもしれない。
だが、そいつは突然暗がりからやってきた。
顔を上げたらヤツがいたのである。
やつの名は『シュココーココ(ShCoCooCoCo)』。参加者であり、移動するゲーム機。
シュココーココは我々にシャンプー容器を渡すと、身振り手振りでシャンプー容器の使い方を説明した。
それを真似て必死にシャンプー容器を動かす我々。
すると、画面の中の鳥が飛び立ち、シャンプーのノズルを押すと共に射撃を始めるではないか。
ゲーム自体は簡易なものだったが、シャンプー容器を傾けて上下に移動し、異なる特性のシャンプーを撃つプレイは新鮮だった。
BitSummitで一番狂っていたゲームがこれです。明日、見つけたらやるが良い。 #BitSummit pic.twitter.com/N0KnFhxGOV
— ゲームキャスト (@gamecast_blog) 2017年5月20日
我々が一通りプレイすると、シュココーココはいい笑顔（おそらく）で去って行った。
BitSummitで一番狂ったゲームはこれだ。明日、幸運にも彼に出くわしたなら、ぜひやってみるといい。
