App Storeのランキング、世界中で変化。欧米ではセールストップ20の半分以上が有料ゲームに
App Storeの売上ランキングに変動が起き、有料アプリが売上ランキング上位に顔を出していることを記事にしたが、この変動は世界規模で起きていた。
ゲームキャストが調べたところ、欧米から中東まで40か国以上(おそらく全世界で変動している)で有料アプリの上昇がみられた。
傾向としては、全体的に有料アプリに強烈な補正がかけられており、基本無料ゲームが強烈に強い市場でない限り、売上ランキングの半分以上のアプリは有料アプリになっているようだ。
それでは、各国のゲーム売上ランキングを見ていこう。
まずは米国。TOP20のうち12タイトルが有料。
ブラジル。TOP20のうち12タイトルは有料ゲーム。
フランス。半分が有料ゲーム。あとドラゴンボール強い!
韓国。TOP20のうち8タイトルが有料に。
中国でもTOP20中3タイトルが有料タイトル。
基本無料が強い市場では、有料アプリの食い込みぶりも歯止めがかかるようだ。
ちなみに、日本は3タイトルがTOP20入り。世界トップレベルで基本無料が強い市場と聞いてはいたが、今回の変動にもそれは表れているようだ。
しかし、おおよそのApp Storeで有料・無料のゲームが半分ずつ並ぶ状況になりつつあり、意図的に何かしらの補正がかけられ、ランキングが変動した可能性もありそうだ。
先ほどの記事にも書いたが、これが一時の変動なのか、恒久的なAppleの方針変更なのか、それはわからない。
また、続報があればお伝えしたい。