任天堂の君島社長によると、「スーパーマリオランは累計7,800万DLされ、課金率は5%以上になった」という。
これは、ブルームバーグのレポーター、Yuji NakamuraさんがTwitterで明かしたもの。
以前は「課金率3%」などと言われていた『スーパーマリオラン』だが、時間と共に好転していっているのかもしれない。
ツイートはこちら。
Super Mario Run downloaded 78 million times; more than 5% paid for full version: Nintendo president
— Yuji Nakamura (@ynakamura56) 2017年1月31日
単純に計算すれば、7800万×1,200円×課金率5%=46億8000万がスーパーマリオランの売り上げとなる(Appleがさらに3割を持っていくが)。
実際、任天堂の第3四半期の決算の「スマートデバイス・IP関連収入など」を見ても、スーパーマリオラン発売後は前期の売り上げ平均よりも40億近く上積みがみられる。
同じくYujiさんのTwitterによると、君島社長が「課金率を2倍にしたい」と語っていたそうだが、もし実現されればAndroid版リリースと合わせて売り上げ200億円も射程に入るが…ここまでくれば、お小遣い稼ぎにはなりそうだ。そして、1000万プレイヤーを射程にとらえれば「任天堂IPのファンを増やす」も達成できる。
もともと大型IPの有料ゲームは長期的に結果を見るべきもの。投資家や短期的な結果を求める種類の人間にはマリオランは良いものではなかったかもしれないが、化ける可能性は見えてきた。
アップデートも予定されているようなので、今後の動きにも注目していきたい。
関連リンク:
任天堂2016年度第3四半期決算短信
修正:
2017.02.01.17:00
計算にミスがあったため、金額と末尾を変更しました。