App Storeには「子供向けの教育ゲーム」というジャンルがある。
ゲーマーからは見過ごされがちだが、子供向けだからこそ丁寧な作りが求められ、ハイクオリティのアプリが集う激戦区。
驚きのクオリティのゲームがごろっと転がっていたりする。そんなゲームの1つが『小さな子猫』。
内容こそ幼児向けゲームだが、このネコの可愛さ、モフモフ感、他に並ぶものがない。ネコがかわいいだけで勝利。そんなアプリである。
道ばたに置かれた段ボール。
中には、捨てられた子猫。なにこれ、可愛い。
しかも、プレイヤーを見て「ひろって、ひろって」と訴えかけてくる。
そんなこんなで、我が家に来てしまったネコと遊ぶアプリが『かわいい子猫』である。
見ていただければわかると思うが、この猫の可愛さ、毛皮のモフモフ感、スマホの中でも屈指（というか、これ以上を知らない！）ほどの作り込み。
▲最初にやるのは、この子に首輪をつける作業。飼うという前提をクリアしているのが教育アプリらしい。
そして、オープニングが終わって驚く。ムービーで動いていたネコがそのまま動くのだから。ゲーム本編になるとショボくなるアレじゃない。
撫でればこんな感じになるし…。
マイクに向かって息を吹きかければ、驚いて毛を逆立てる。
動きだって豊富。ああ、もう猫飼わなくてもいい気持になってきた…。
部屋に飾られているおもちゃで遊ぶこともできる。
手前の車をタッチするとネコがぴょん、とその上に乗る。
あああ、動きが早すぎてしがみつくしかないニャ！くっ、あざと可愛い！
単にネコの動きを見るだけではなく、ネコと遊ぶミニゲームも存在する。
一番最初に遊ぶであろうゲームは、ネズミのおもちゃを動かし、ネコにつかまらないようにチーズまで導くミニゲーム。
ネズミを捕まえようと身構えるネコが可愛いのはもちろん、ネズミに飛びかかる瞬間も…。
くそっ、かわいい！
ミニゲームをクリアすると「カリカリ」が手に入り、ネコに餌付けできる。
5個食べさせると、ご満足の様子。
という感じに、ネコとふれあうだけのアプリが『小さな子猫』だ。
大人が触れば20分程度ですべての仕掛けを試せてしまうが、ネコがかわいいから許す。
もちろん、子供向けの知育アプリとして考えると、とても良い出来だ。
一定時間ネコが遊ぶと疲れて寝てしまう設定があって遊びすぎも防止できるし、インターネットに勝手につながらない仕組みもある。
とりあえず、小さい子供のいる方は子供向けに、大人の方は最先端のモフモフ感を味わうために、試してみてはいかがだろうか。
評価：6（面白い）
課金：
なし
おすすめポイント
ネコのもふもふ感最高 かわいい 幼児向けに広告・ネット接続・プレイ時間制限機能あり気になるポイント
ボリュームは少ない あくまで内容は幼児向け（バージョン1.1、ゲームキャストトシ）
アプリリンク：
小さな子猫 (itunes 400円 iPhone/iPad対応)
