
いままで中華ゲー、中華ゲーと馬鹿にしていたが、その認識はこの『少女珈琲槍(ガール・カフェ・ガン)』を知った今日から変わってしまった。
元々、中華系ゲームはまったくダメなわけではない。技術は高いし、ゲームも面白いものはある。
が、日本的な絵作りができていなかったり、権利系が怪しかったりと日本では受け入れがたかった。
では、そこに日本的な絵作りと、オリジナルを作る気概が加わったらどうなるのか……その答えは、ここにある。
タイトル画面。完全に中国語なのだが……歌が……日本語……fripSideだこれ!

で、ゲーム開始前に、「CHINESE」と「JAPANESE」の2種類が選べる。
まさか……このゲーム日本語対応なのか。

そしてゲームを始めると、会話シーンから。
って、え、こいつ……動くぞ!?女子キャラクター1枚絵じゃない。クオリティの高いLIVE2Dだ!

音声は……うん、釘宮理恵さんだ、これ!え、なんで日本人声優なの!?
なお、音声は日本語でも、文字は中国語。日本語のアニメなどが(違法に)輸出された影響で、中国には日本語音声をしゃべらせて、中国語の字幕で見る文化があると聞いたことがある。
イラストも日本風だし、これはもしや、極まった中国系のオタクが作ったゲームなのか!?

▲イラストも全体的に良い感じで、中華ゲーにありがちな微妙さ薄い。特にキャラクターの立ち絵は本当に良い。
背景も、きっちり日本。洋ゲーにも日本語は登場するが、斜め上の日本観を演出することが多い。
が、こちらは「昨日の敵は今日も敵」とか、日本人が狙って書いたような文字。やばい、ガチや……。

で、ゲーム部分はというと、女子キャラを操作してゾンビと戦う360度シューティング。操作感は良く、ストレスなし。

さらに、ゲームの細部にエンターテイメントに満ちている。
道中はゾンビが出てくるだけでなく、クリアと全く関係ないオブジェクトが爆発したり、吹き飛んだりと演出が爽快。

チュートリアルも、ただ「○○を押してください」じゃない。
回避ボタンの説明の時は、隕石が落ちてきて、QTE風のイベントが発生。ここで、イベントとして回避を学ぶ。

ギミックも満載だ。
道ばたに落ちているロボット。ここで騎乗ボタンを押すと……。

乗って戦える!強力なだけでなく、ミサイルなどの必殺技も。

バス。ここでも騎乗ボタンを押すと……。

ゾンビをバスで轢きまくるミニゲームに早変わり。ここまで使い回しも妥協も一切なし。どこを切り取ってもエンターテイメント。

巨大ボスももちろん登場するし、

固定砲台で撃ちまくるステージも。おもてなしの精神が素晴らしすぎて、一瞬で気にいってしまった。

これからやり込むところだが、このクオリティで後半まで続くなら日本語化した瞬間に流行ることは間違いない。
というか、このレベルのゲームがぽんぽん出てきたら日本のゲームメーカーはヤバい。それぐらいのクオリティがある。
中国語の障壁はあるものの、なんとなくプレイはできるので未来の中国基準をぜひ味わってみて欲しい。
アプリリンク:
少女咖啡枪 (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応)