『シャドウバース』、8月のバランス調整内容を発表。先手有利緩和とエルフデッキ総弱体化
『シャドウバース』が初のバランス調整を発表し、2016年8月のアップデートでルール変更とカード性能変更を行うことを明らかにした。
変更内容は下記の通り。
・後手は最初のターンに2枚カードを引ける
・後手の手札がバーストするリスクを緩和するため、最大手札数が9枚になる
・収穫祭のカードコストが2から4へ
シャドウバースでは、先攻のアドバンテージを相殺するため、後攻は進化の権利を1つ多く与え、かつ先攻より1ターン早く進化が可能にした。
が、Cygamesが分析した結果、それでも先攻プレイヤーが60%勝利する状態だったとのこと。
そこで、後攻が強化のルール変更となるが、個人的には今回の変更でも先手有利は変わらないとみる。
シャドウバースは手札を補充するカードが豊富で使いやすく1枚の価値が低いので、手札リソース1枚の有利はそこまででかくない。多少の緩和になっても、大きな変化はないだろう。
どちらかと言えば、ウィッチやヴァンパイアなど、手札が飽和しがちなリーダーが強化される方が大きいかもしれない。
さて、続いてカードのバランス調整だが、これは影響が大きい。
現段階最強と言われる冥府エルフデッキの勝率に影響を与えるのはもちろんだが、他のエルフ系デッキはかなり厳しくなりそうだ。むしろ、調整すべきは「冥府への道」だったのではなかろうか…。
最後になるが、今回、バランス調整の対価として「移行期間」を設け、アップデートまで収穫祭は200エーテルで分解できるようになる。
収穫祭を分解すれば、同じレアリティの好きなカードを入手できるわけだ。
この移行期間、他のソーシャルゲームでは一般的ではないが、カードゲームではバランス調整に際して設けられることがある。
これは、とても良いことだと思うのでCygamesは今後も調整に際しては移行期間をきっちり設けていって欲しい。
必要なのは、間違っても石での返金ではない。
アプリリンク:
シャドウバース (Shadowverse) (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)