日経トレンディネットのインタビューにてレベルファイブの社長、日野さんが衝撃的な発言をした。
なんと、今後のレベルファイブのタイトルは、「基本的に」すべてスマホに対応していきたいと語った。
（前略）基本的には、これからのうちのゲームはすべてスマホに対応していきたいと思っています。コンシューマーで作った タイトルは、スマホでも遊べるようにしていこうと。コンシューマーの作品をどうやってスマホに持っていくかというきちんとしたルール付けは必要ですけど（後略）「基本的に」という前置きはあるものの、今後はレベルファイブのゲームが全てスマホで遊べるようになるのだろう。
これには否定的な向きもあるだろう。スマホと言えば基本無料で、基本無料になった瞬間、ゲーム機の売り切りゲームのようなバランス、成長感などは得られないからだ。
ゲームの基本構造が変わってしまうので、これまでと同じ名前のタイトルでも、基本無料になったら中身は全く別物だ。
（前略）今後は業界全体で絶対的にスマホの存在感が大きくなると思います。本当にそこでゲームを作りたいかどうかはさて置いて、避けられないところですね。という日野社長の発言からは、今までの面白いと思っていたゲームと違うものを作ることの苦しみもうかがえる。
ただ、スクウェア・エニックスが有料ゲームアプリの継続的な開発を宣言したように、ブランドがあれば有料ゲームで設けることも不可能ではない。
良い方向に考えれば、ゲーム機のような有料ゲームがレベルファイブから登場する可能性もある。
今後がどうなるか、しばらく様子を見る必要はあるが、結果が見えてくるまでレベルファイブに期待しつつ待ちたい。
