Steamのユーザー評価10点満点。
PS、3DSでも人気を博したローグライク『The Binding of Isaac: Rebirth(日本名、アイザックの伝説リバース)』は、iOSでは遊べないかもしれない。
なぜなら、Appleが子供に対する暴力的な表現を理由にAppStoreでの配信を断ったからだ。
これは、開発会社NicalisのTyrone RodriguezさんのTwitterで明かされた情報だ。
『The Binding of Isaac: Rebirth』は、開発者規約12.5「子供に対する暴力的な表現が含まれているアプリは配信できない」で配信を却下された。C'mon, wtf... Apple pic.twitter.com/aEygkjqH2b
— Tyrone Rodriguez (@tyronerodriguez) 2016, 2月 7
PCはおろか、任天堂の3DSにも移植されたゲームでも、Appleのお子様に対する保護精神の前には受け付けないらしい。
(なお、このゲームは聖書のパロディ設定であり、任天堂からは宗教を扱っていることを理由に一度リリースを断られている)
このゲームは、ひ弱な子供アイザックがダンジョンに閉じ込められ、戦うローグライクゲームで、当然ながらアイザックは敵に攻撃されるのだが……。
訂正。これは、母が子を殺しにくるという設定で、規制もやむを得ない感はある。が、ゲーム自体の評価は高いし、これはこれでブラックなパロディ表現だとは思う。
過去にも、AppleはAppStoreのスクリーンショットに銃があるゲームを却下するなど、厳しくて(分けのわからない)規制を行って話題になった。
▲左がAppleが却下したアイコン、右がAppleの規約に沿ったアイコン
世界を相手に商売するとき、表現を規制しなければならないのはわかる。
が、そろそろゾーニングして売ることも考えて欲しいとは思う。