UBIは、スマホ向けのアサシンクリード新作『Assasin's Creed Identity』を2月25日にリリースすることを明らかにした。
本作は、PCやゲーム機向けの『Assasin's Creed』シリーズと同じように、3Dで表現された町を自由に移動し、建物に上り、暗殺アクションを楽しめる「スマホで初の真のアサシンズクリード」である。
価格は$4,99（600円）。iOSのみでのリリースとなる。
本作の特徴は、様々な能力を育て、自分だけのアサシンスタイルを確立してクエストに挑めること。
また、予告動画ではあまりゲーム画面を見られないが、その映像クオリティは高い。
久々の骨太の大作買い切りゲームとなる。
実は、本作は2014年9月にニュージーランドで先行リリースされ、長らく基本無料として提供されていたが、評価は芳しくなく、テスト期間は異例の1年半に及んでいた。
それを買い切りに直したものとなる。
実際に、筆者もプレイしてプレイしてみてもすぐに不評の理由はわかった。
さまざまなタイプのアサシンを育てられるとは言っても、基本無料なのでいろいろ試すには時間がかかりすぎるし、同じミッションをずっとこなすのに飽きてしまう。
そのためか、UBIはゲームを有料化し、密度を濃くする方に舵を切ったようだ。
グラフィックは素晴らしかったし、操作性もなかなかだった（1年半前の記憶だが……）ので、うまく煮詰められていれば、素晴らしいゲームになっている可能性はある。
シリーズファンの方、アクションゲーム好きの方、どちらも楽しみにして良さそうな1作だ。
