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大自然の中で動物写真を撮る癒しゲーム。『Snapimals: Discover Animals』レビュー

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フル3Dで表現された大自然の中で、動物の写真を撮り、ミュージアムに飾って観光客を呼ぶ「写真ミュージアム経営」ゲームが登場した。

コミカルに描かれる動物たちは、可愛さ満点。
わずかなシャッターチャンスをものにし、自分だけの動物の写真を集める癒やし系ゲームである。
『ポケモンスナップ』のようなゲームにはまったことがあるなら、絶対試して欲しい1作だ。

ミュージアムに写真を飾って観光客を呼び、島を発展させてその金でさらなる大自然の動物をとりに行く。
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まずは、写真を撮りたい場所を選び、いざツアーへ。
写真を撮るときは主観視点で、決まった道を自動で移動する。まず、3Dで描かれる自然が美しく、この時点でかなりテンションが上がる。
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そして、移動が始まったら画面をなぞって周囲を見回し、動物探しタイム。
大自然の中から、珍しいポーズの動物や、良いアングルで決め顔している動物を探し……。
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画面をタップすると、シャッター音が鳴って写真が撮れる。
なお、1回のツアーでは5枚までしか写真を撮れないので、無駄にシャッターを切ることはできない。
タイミングを狙いすまし、最高の1枚を撮るのはかなり大変だ。
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街作りパートで望遠レンズを開発していれば、ピンチ操作で200mまでズームもできる。
この画面で遠くにいるキリンが……。
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はい、ズームすればこの通り。
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▲ズームすると周囲が見えなくなるので、周辺の動物の動きが分からなくなるデメリットもある。

上級テクニックとして、画面右下のボタンでボールを投げ、動物の向きを誘導することもできる。
動物がボールに興味を示せば、向きを変えられるのだ。
また、ボールは茂みなどに隠れている警戒心の強い動物を呼び寄せることもできるので、レアなショットを撮りたいときもボールは必須だ。
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そして、ツアーが終わるときに撮った写真の中から3枚を選択し、ミュージアムに持ち帰れる。
写真はミュージアムの館長に「サイズ」、「場所」、「角度」の3点から評価され、コイン、経験値、MV(ミュージアムの価値)に変換される。
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写真には、「通常の写真」と「館長のリクエスト」の2種類が存在し、館長が依頼する写真を撮るとその写真はミュージアムに飾られ、いつでも見られるようになる。
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そして、稼いだコインで望遠レンズを買ったり、ミュージアムの設備を整えたりして、また次のツアーに挑むこととなる。
このゲームのポイントは、とにかく動物が可愛いこと。写真を撮っているだけで、幸せになれる。
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唯一、気になる点はゲームの進行が遅いこと。
ツアー回数は1時間に1しか回復しないので、慣れるまでは足りなく感じる。
さらに、コインと資源を支払って建物を建てたり豪華にアップグレードしても、一定時間待たなければいけない。
基本無料ゲームでは定番のシステムだが、新しい要素が出現するまでの間隔が長めで、1週間ぐらい遊ぶとマンネリ感を感じる方もいるだろう。
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▲ジャングルの次は雪の大地。行くまで1週間ぐらいかかった。

ただ、それも「ちょっと、遅いな」と感じる程度で致命傷ではない。
ギルドも、バトルも、何もない世界。ただ、可愛いだけで癒される。
基本無料ゲームでこんなに幸せな気持ちになったのは、『ハッピーストリート』以来だろうか。

この動物の姿を見て「可愛い!」と感じられるなら、即座に遊んで見るべきだ。

評価:3.5(かなり面白い)

おすすめポイント
カワイイ動物たちを写真に収めるのが楽しい
コミカルなグラフィック

気になるポイント
進行、スタミナ回復が遅い

課金
スタミナ、時間短縮

(バージョン1.0.0、ゲームキャストトシ)

アプリリンク:
Snapimals: Discover and Snap Amazing Animals (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)