スマホとPCをつないで遊ぶTRPG風ゲーム『Eon Altar』ついにSteamに登場
未来は予想した通りにはならなかったが、それでもやってきた。
タブレットとスマホを使って遊ぶ未来のRPGとして話題になった『Eon Altar』のSteam早期アクセスが始まったのだ。
予定していた姿とは少し違う形になってしまったが、それでも十分に興味を引く内容なので、RPG好きは要チェックである。
『Eon Altar』はプレイヤーのスマホに表示される情報を見つつ、メインとなる大型タブレットを見て遊ぶTRPG風のRPGとして発表された。
大型の端末で共通の情報を確認するが、プレイヤーの手元の端末にはプレイヤーしか知り得ない情報が表示される。
同じゲームを遊びつつも、それぞれがゲームの主人公であるかのように進む。
アナログ感とデジタルを融合したRPGとして大いに期待を集めた。
しかし、大型タブレットを用意するハードルが高すぎたためか、その仕様は少しスケールダウンした。
まず、図のように大型画面を用意し、プレイヤーたちはそれを囲む。メイン端末は大型タブレットではなく、PCだ。
スマホは周囲の情報を3D映像で映し出す端末ではなくなった。
キャラクターの能力や状態を確認したり、キャラクターを操作するキャラクター管理端末として主に機能する。
豪華な3D演出はなくなったが、各プレイヤーには文字ベースで異なる情報が与えられる。
そのため、「同じゲームをしているのに目的は異なる」と言った状況も発生する。
たとえば、PCの画面ではモンスターを倒すために集合しているように見える状況で……。
「あなたは誰かを暗殺しにきている。ほとんどの人々はそれを知らず、暗殺者であるあなたに親切にしてくれる」
とスマホに表示されていることもある。
あなたは、モンスターを倒すふりをして誰かを暗殺しなければならないのだ。
公式のPVを見ると、だいたいの空気感はつかめると思う。
より詳しく知りたければ、50分に及ぶプレイ動画も。
最初に発表されたような夢のRPG感は薄れたが、それでも協力プレイRPGにTRPG要素を持ち込んだ内容は今でもユニークだ。
一見、ハック&スラッシュの同じRPGをしているのに、まったく異なるゲームを体験するときもあるなんて、ワクワクするではないか。
気になる方は、Steamの購入してみよう。ただし、『Eon Altar』は早期アクセス段階あり、ゲームはまだ完成状態ではない。
「荒削りでも、新しい物を遊びたい」という方にオススメだ。→ Steam Eon Altar
関連リンク:
Eon Altar公式
アプリリンク:
Eon Altar Controller (itunes 無料 iPhone/iPad対応)