2015年7月20日ごろ、Appleを装って「iPhone7のテストユーザーに選ばました」と会員制サイトに誘導する広告が話題になったことを覚えている方も多いだろう。
広告付きのアプリを開くと、突然「あなたのiPhoneが選出されました」と表示され、特定のサイトにクレジットカード情報などを登録させようとする詐欺である。
この詐欺の手口は瞬く間に広がり、アプリ広告業者はこれらの広告を差し止め、騒ぎは収まったはずだった。
だが、詐欺業者は生きていたようだ。
確かに、アプリからの広告はなくなった。
しかし、今度はウェブブラウザ経由の広告に切り替えたようだ。
サファリ起動したら突然出てきた^^;
コレなんなん??? pic.twitter.com/ZmKzhMU5lS
— オカン(ぼちぼち走りますか?) (@okan_47) 2015, 7月 30
Twitter上では、Safariを開いたときに「iPhone 7のテストユーザーに選ばれました」と表示されたと複数報告されている。
ゲームキャストはこの広告に遭遇できていないが、アプリ広告から閉め出されたものがウェブ広告に戦場を移している可能性はある。
iPhone 7のテストユーザーに選ばれたという広告を見かけても、情報を登録しないように気をつけてほしい。
この件については続報があり次第、またお伝えしたい。