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やるほどにハマって気付けば朝。都市建設パズル『SubaraCity』レビュー

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『SubaraCity』は、『Triple Town』や『Threes!』など海外の有名パズルレベルの中毒性を持つ素晴らしいパズルゲームだ。
開発は『ネコアップDX』などでお馴染みの日本のメーカーTamago Loop。
隣り合う建物を合体させ都市を成長させるパズルは、一見普通の都市建設マッチパズルに見える。

しかし、職人気質のバランス調整とちょっとしたスパイスによって恐ろしい中毒性を生み出している。
寝る前に始めて、気付いたら朝。
そんなタイプのヤバいゲームである。

ゲーム盤は5×5のブロックに区切られている。
この盤面で建物ブロックを合体させ、より上位の建物ブロックにLvアップさせて人口を増やすことがプレイヤーの目的だ。
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盤面に同じ色のブロックが2つ以上並んでいるときにそのブロックをタップすると、連続する同色のブロックがタップした位置に収束し、合体してLvの高い1つのブロックとなる。
消えた分のブロックは上からランダムに補充される。
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ブロックをLv10まで育てると白い高層マンションになり、Lv10のブロック同士でしか合体できなくなる。
Lv10のブロックを合体させると金のブロックになり、スコアが大幅に増える。
ただし、金のブロックはそれ以上合体させられないので、盤面にお邪魔ブロックとして残り続けてしまう。
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奥の手として画面左下のボタンで「市長」の権限が使用でき、指定した建物ブロックを1つ破壊できる。
使用回数は2回で、100手ごとに1人市長が補給されるだけ。
慎重に考えて使わなければならない。
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手詰まりのときに使うよりも、「このブロックを消せればブロックをたくさんLVアップできる」というときに使う方が点数を伸びる。

そして、手詰まりになるとゲームオーバー。
人口に応じて街が評価されてゲーム終了だ。
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このように、『SubaraCity』はとても簡素なルールのゲームである。
しかし、とても面白い。

まず1つとして、金色のブロックを作る配置の奥の深さ。
Lv10の建物を大量に作り、一気に合成するほど人口は伸びる。
しかし、Lv10の建物が盤面に残っているほど合成と盤面の調整が難しくなり、テクニックが必要となる。
このバランスがとても深い。
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次に「市長権限」の奥の深さ。
手詰まりのときに使うこともできるが、人口を伸ばせそうな位置(大量のブロックを巻き込んで合体させられるとき)に使用した方がスコアが伸びる。

難易度的には『Trees!』よりも簡単だが、それゆえに入りやすい。
そして、プレイヤーが上達するほどにスコアが伸び、テンポ良く繰り返し遊べる。
良作パズルの条件を満たしたゲームで、多くの方にお勧めできる作品だ。
クソゲーっぽいアイコンだけが気になるが、ゲーム内容には文句のつけようがない。
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シンプルで奥深い。
使い古された褒め言葉かもしれないが、ゲームキャストとしてはパズルゲームに対して最高の賛辞の1つだと思っている。
そして、『SubaraCity』は、その言葉にふさわしい作品の1つだ。

評価:3.5(かなり面白い)

おすすめポイント
シンプルだが楽しいパズル
むやみに壮大な音楽

気になるポイント
アイコンがイマイチ

課金
なし

(バージョン1.0、ゲームキャストトシ)

アプリリンク:
SubaraCity (itunes 無料 iPhone/iPad対応)