SHREDD is short for "Super Hyper Radical Extreme Double Dash" and is pronounced Shre-Double-Dee. Don't let anyone tell ya otherwise :p
— Frank 'The Crank' (@ChaoticBox) 2015, 1月 8
「いいゲームなので広告なしで遊びたい」というゲーマーの声はたまに耳にする。
しかし、それは少数派の意見でしかないようだ。
2015年5月6日、スタイリッシュ避けアクション『SHREDD』がアップデートを行い、「広告削除」オプションを追加した。
本作は合計で40万以上のDL数を誇り、1日1万人以上がプレイする中堅ヒット作である。
しかし、Touch Arcadeの記事によると、プレイヤーからの要望で「広告削除」機能をつけたにもかかわらず、100件未満しか売れなかったそうだ。
広告削除には2通りの方法があり、単なる広告削除は$1.99、テーマ解放+広告削除で$3.99となっている。
そして、広告削除の売れ行きは$300未満。
これでは広告削除機能をつけても、デバッグの手間で赤字になってしまう。
その他の例を見ても、無料ゲームの広告関連課金は厳しい。
『Smash Hit』もGoogle Playだけで少なくとも1,000万DLを記録しているがTouch Arcadeの記事によるとコンテニュー機能付きの課金は1,000人に1人しか購入していないという。
(ただし、これは2人チーム態勢だから成り立つが、1,000万DLを記録するのは難しいし、普通の開発者の参考にはならない)
日本のゲームでも『ドランシア』はサウンドモードを課金で買えたが、やはり満足いく収益は得られなかったことがTwitterで明かされている。
これに対して「機内モードにすれば広告は出ないので、広告削除は売れない」とか、「こういうものに金を払いたいプレイヤーはプレミアムゲームを買う。最初からプレミアムにすべき」などの意見が出ている。
ゲームキャストとしては、広告付きで満足いくほど遊べれば、ほとんどのプレイヤーは「広告を削除したい」と思わず、広告が多く出過ぎるのであればそもそも遊ばないように見えている。
無料で成功したアプリも存在するが、いずれも「広告課金」か「金持ちは無限に課金できるシステム」がそこには存在するので、無料系ゲームには課金圧が必要なのかもしれない。
何が正しいにせよ「広告削除オプション」や「ゲームが少しだけ便利になる売り切り機能」で生きていくのはツライようだ。
アプリリンク:
SHREDD Super Hyper Radical Extreme Double Dash (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
訂正
2015/05/14 14:00
アプリ内購入が1000人という表記がありましたが、誤訳だったために修正いたしました。
申し訳ありません。