Google、レーティング審査を導入。iOS、Androidともに審査付きに。
Googleは、AndroidのアプリストアGoogle Playでレーティング制度(対象年齢を定める制度)を導入することを発表した。
レーティングの仕組みは国際年齢レーティング連盟(IARC)を基準にするという。
2015年5月以降は,新規アプリの配信だけでなく,既存アプリをアップデートする際も配信前にレーティングに関するアンケートに回答する必要がある。
また、レーティングがなされていないアプリは、特定の地域や一部ユーザー対してブロックされることもあるとのこと。
この発表を聞くと、今後はAndroidでもiOSと同じようなレーティングシステムがしかれる事が予想される。
iOSに続いてAndroidも規制が強くなるとすると、ニッチ系の表現のキツい作品や特定の国の文化に根ざしていてグローバルでは認めづらいものを売る場所がなくなってきてしまう。
日本独自の表現や性的アピールの強いイラストに関してはかなり制約がつく可能性もあるだろう。
Androidは独自ストアを立ち上げられるが、でかいところに絶対に出せないのであれば「製品を作ってもウォルマートとベストバイに並ばなければ採算がとれない」USのような状態になりかねない。
Googleがどこまで厳格にレーティングシステムを運用するのか、注目が集まる。
関連リンク:Google Play におけるより良いユーザー体験のために - Google Developer Japan Blog