
iOS8 からは、Apple の標準IME(文字入力システム)だけでなく、他社製の日本語変換ソフトが使えるようになった。
で、ついに日本語変換の定番アプリ、『ATOK for iOS』が配信された!
で、実際に使って見たら超便利で、今までiOSで感じていた不便さが一気に解消された。
ATOK for iOS、なじむ!実に!iOSに馴染むぞ!
1,500円の価格も気にならない。最高に「ハイ!」ってやつだアアアアハハハハーッ!
まずは、アプリをDLして「設定」アプリの「キーボード」から、「新しいキーボードを追加」する。

「ATOK」を選んで終了…ではなく、このアプリにはもう1つ設定がある。

キーボードアプリは、使用者の変換情報をサーバーに送信し、より変換効率を高める機能を持つ。
ATOKでも、設定アプリの「キーボード」から、入力情報をサーバーに送信し、変換効率を高める「フルアクセス」の設定ができる。

しかし、キーボードの入力がすべてサーバーに送信されるとなると、パスワードやクレジットカードなどの番号なども渡ってしまう可能性がある。
なので、この設定だけは使用者それぞれの判断で、リスクを考えて行う必要がありそうだ。

そして、いざATOKを使用すると、その便利さにびっくりしてしまう。
ATOKは、文を解析して、文の流れから精度の高い変換をしてくれる。
例えば、「きょくのそうしゃ」「りれーのそうしゃ」を順番に入力したとき、ATOKでは「曲の奏者」「リレーの走者」と正常に変換される。
しかし、iOSの標準では「曲の奏者」「リレーの奏者」となって、正しく変換できない。
変換の手間が減る!

「こんべに」や「こんぼにえ」と入力ミスしても「コンビニ」が変換候補に出てくる賢さも嬉しい。

さらに、ATOKではキーボードのカーソル移動もラクラクだ。
今まで、カーソルはタッチでしか補正できず、打った文字を訂正しようと思ったら、文章を指でタッチしてカーソルを戻す必要があった。
これだとキーボードから手を離さないと行けないので、文章の入力効率は落ちてしまう。

▲今まで。
しかし、ATOKならば、キーボードのボタンからカーソルを移動させられる。

この機能は、変換時も生きる。
例えば、「爽快斬撃アクション」と入力して「総買い残劇アクション」などと変換されてしまったら、タッチで細かく文節を指定し、変換し直さなければいけなかった。

しかし、ATOKならば画面下のボタンでカーソルを移動させて、簡単に文節変換ができる。

▲文章入力効率が、明らかに違う。
万が一間違えて変換してしまっても、文章を文頭まで消す機能もあって再入力も楽になった。

ATOKユーザーからすると、クラウド同期やATOKPassportに対応していないのが残念だが、それでも標準のキーボードよりもはるかに良い。
もう、「変換だけはガラケーの方が良かったなぁ」と思うこともないだろう。
ただ、入力した文がインライン表示みなので長文を打つときだけはつらい。これだけは早く直してほしいところだ。
ちなみに、早速ネットゲームで使おうとしたところ、ゲームがキーボード変更に対応していないとゲーム内では使えないそうで…。
というわけで、自分は気に入ったが、読者の皆さんはアプリが対応し始めてから買ってもいいかもしれない。
アプリリンク:
ATOK for iOS (itunes 1,500円 iPhone/iPad対応)
関連リンク:
iOS8の新機能で、キーボードを8bit風にしてみた。超不便でカッコいいぜ! - iPhoneゲーマーな日々
ちなみに、早速ネットゲームで使おうとしたところ、ゲームがキーボード変更に対応していないとゲーム内では使えないそうで…。
というわけで、自分は気に入ったが、読者の皆さんはアプリが対応し始めてから買ってもいいかもしれない。
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