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スマホでもUnreal Engine 3は時代遅れになるかも?Rendo、モバイルゲーム用にUnreal Engine 4のライセンスを取得。

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イギリスのインディーズゲームメーカーRodeoが、モバイルゲーム作成のためにUnreal Engine 4 のライセンスを獲得したことが話題になっている。
Rendoはスマホ用のターン性の戦術ゲーム専門のメーカーで、Hunterシリーズ、WarhaammerQuest(トップ画像の作品)が立て続けにヒットを飛ばしている。

このエンジンは未発表のターン性の戦術ゲームに使われる予定で、リリース予定は2015年の第2四半期を予定しているそうだ。

Unreal Engine は高品質なグラフィックを実現するゲーム制作ツールだが、高いハード性能を必要とするので、モバイルで動くのは当分先かと思われていた。
が、今年製品が出荷される予定となる新チップ、Tegra K-1 が Unreal Engine 4 に対応していることで状況が変わった。
(Tegra K-1についてはこちら→NVIDIA、モバイルでPS3クラスのゲームが遊べる新チップ Tegra K1を発表。
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▲デモで表示された映像。このレベルがモバイルで…?

対抗となるAppleの新製品も Unreal Engine 4 が動く端末になることが予想され、2015年にはPS3クラスのゲームがスマホなどで普通に動いている可能性がでてきた。

つい3年前に Infinity Blade が登場したとき、「ついにUnreal Engineがスマホでも使えるようになった!」と話題になったが、すでにその先が見えてきてしまった。
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▲圧倒的グラフィック!と評判だった。

3年ぐらいして携帯の世代交代が終わった頃には、安価なタブレットなどでもPS3以上の性能になっているのだろう。
その頃の最先端のスマホはどのぐらいの性能になっているか、予想もつかない。

関連リンク:
Rodeo Games Licenses Unreal Engine 4 for Unannounced Mobile Title from Games Workshop