
昨日、ラスベガスで開催されている CES(Consumer Electronics Show) にて、NVIDIA の新チップ、Tegra K1 が発表された。
モバイル向けに使える設計にもかかわらず、PC向けのGPU GeForce GTX 780 Ti などと同じ Kepler というGPUアーキテクチャ採用しており、最新PCやゲーム機と同じように Unreal Engine 4(PS4などに対応している次世代ゲーム制作ツール)が扱えるという。
(細かい説明は【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】NVIDIAが究極のモバイルSoC「Tegra K1」を発表をどうぞ)
2年ぐらい前にタブレットの性能は PS2 を超えたが、消費電力の問題から PS3 などを超えるのはまだまだ先になると思っていた。
しかし、Tegra K1 は PS3やXBOX360などと同等以上の性能を持つとのことで、現実は予想の先を行っていたようだ。
さて、論より証拠。
こちらが実際に展示されていた Tegra K1 タブレットでゲームをプレイしている動画だ。
▲ Nvidia's Tegra K1 tablet shows a beautiful future for Android gaming | The Vergeより。iPhoneではみえないかも。
タブレットサイズで、PS3クラスのゲームが動いていることがわかる。

また、ハイスペックなPCやゲーム機が必要とされていたゲーム制作ツール、 Unreal Engine 4 での動作デモも公開されており、問題なく動いていることがわかる。

動画を確認してもスムーズに動いており、おそらく性能は問題ないだろう。
ゲームキャストは過去の記事で Tegra に対して「言っているほど性能はないことがある」と言い続けてきたが、Tegra 4 タブレットは iPad Air ほどでなくとも高い性能を示しているし「Tegra だから微妙」という時代は終わったように思える。
→NVIDIA、4コアモバイルチップ Tegra4 発表。その性能はいかほどか…?。
また。ゲームキャストとして一番注目しているのはなのはPCと同じアーキテクチャを備えていることだ。
おそらく、PCやPS4、XBOXなどで動いているゲームをかなり楽に移植できるはず。
今までの経緯からすると、Appleの次世代チップもこの性能と同等以上のはずで、 PS3 クラスのゲームをiPad などでプレイできるようになることが予想される(さすがにスマホは厳しいとは思う)。
今までは実際に金を払うユーザーがiOS端末には多く、端末の普及率では Android に劣っていてもメーカーはiOS版のゲームを優先してきた。
が、PCゲーム、ゲーム機のゲームが楽に移植できるとなると話は変わってくるかもしれない。
今、スマホ・タブレットでゲームをするならiOSが一番なのは疑いない。
だが、海外のゲームがどんどん移植され、ゲームマニアなら Android タブレットが1番、そんな時代が数年後に来ているかもしれない。
関連リンク:
Tegra K1 Next-Gen Quad-Core Mobile Processor | NVIDIA Tegra | NVIDIA