年始というのは掘り出し物ゲームに当たる時期らしい。
2013年は Catch the Ark というスピード感がすごい川下りゲームを見つけて楽しんでいたが、今年も負けないぐらいハマるゲームを発見した。
その名も『The King vs. Knights, Vikings, Wizards & other Scoundrels』だ。
見ためはしょぼいし、ゲーム名からしてかなり検索スパムっぽい。
が、こいつにハマって1時間やめられなくなってしまったのだから、面白さは保証できる。
このゲームとの出会いは値下げ情報のチェックで。
無料になっていなければまずプレイしていなかっただろう。
なんせ、この見た目だ。
実際、最初は「ああ、見た目通りにイマイチかな」という感想だった。
王様を狙って塔を上ってくる敵に、ひたすらタルを落とすだけの作業。
演出も地味だ。
▲画面をタッチしてひたすらタルを落とす。
時間とともに敵が増えて耐久力も高くなり、追い詰められていく。
しかし、このゲームでは画面からタルが消えるまで次のタルが投げられない。
タルを落としてどれだけ時間が経とうがダメ。
ええい、じれったい!
▲ほんと、1度に1タルしか投げられない王様にいらいら。
が、慣れてくるとこのじれったさが癖になる。
一投が重要になるので、角度を計算してタルを投げ、タルの反射させて複数の敵を巻き込むコンボが重要になるのだ。
▲Double、Triple!と、コンボを決めるとお金がもらえる。
さらにやり込んでいくと、敵によって特性が設定されていると気づく。
角付きかぶとのバイキングは上からの攻撃には強いが横から当てると1発で倒せる。
灰色の盗賊はスピードが速いので優先して倒す、などだ。
コンボと敵の特性を知るとゲームの世界が変わる。
【倒す順番】を常に考え、画面上に同時に1つしか落とせないタルという有限のリソースを管理する戦術ゲームに変化するのだ。
「今回は敵が迫っているから、すぐタルが画面外に出る角度へ」とか、「今は余裕があるからコンボ重視で」とか。
単にコンボを狙うだけではなく、タルという有限のリソースをいかに使う組み立てが超楽しい。
で、こうなると得点が伸びまくって楽しくなってくるわけだ。
うまくなった分敵もインフレし、分裂させたりワープさせる魔法使い、ジャンプしてタルを避ける道化師など手強い敵がどんどん出てくる。
最初は苦戦するが、華麗な狙いと反射テクニックで裁けるようになってくるともう止まらない。
敵が一斉に押し寄せるライン攻撃などのイベントも攻略し…。
気づいたら1時間もプレイしていたわけだ。
シンプルなのに、やってみるとすごく奥が深くて楽しい。
名前と見た目に遠慮せず、是非プレイしてもらいたい。
記事を書いている段階ではまだ無料になっているはずだ。
これにハマった方は昨年の新年当たりゲー Catch the Ark も併せてどうぞ。
(→新年最初の当たりゲー『Catch the Ark』をプレイして気分が良くなる:iPhoneゲーマーな日々40)
アプリリンク:
The King vs. Knights, Vikings, Wizards & other Scoundrels (itunes 100円 iPhone/iPad両対応)