価格は記事執筆時のものなので、購入前にAppStoreで再度確認して下さい。
先週は話題作・大作ゲームのリリースラッシュ。
三國志戦記、Republiques、リッジ最新作のRidge Racer Slipstream、パズルの定番 Cut the Rope 2、4年越しの大作洋物RPG The Shadow Sunなど、話題作目白押し。
反面、小粒なゲームは少なめだった印象だ。
注目のゲームたち
三國志戦記 (itunes 体験無料 iPhone/iPad対応)
まず驚いたのが、PS2でリリースされたコーエーの戦術シミュレーション『三國志戦記』の移植作。
操作はタッチ向けに直されており、iPhoneならそこそこ、iPadなら快適に遊べる。
部隊配置や行動順番を調整して敵を囲み、連携をとって大ダメージを与える詰め将棋的な内容が楽しい。
追加要素として新たな戦法を学ぶ兵法書(課金)とオプションルール「行動順自由制」が追加され、お手軽に遊びやすくなっている。
劉備編、曹操編、孫策編と3つのシナリオがあり、前後編各300円、全ストーリー一括購入が1600円となっている。
かなり面白いので、SLG好きなら絶対おすすめ。
コープスパーティー Book of Shadows (itunes 2,800円)
PSPでリリースされたホラーアドベンチャーの移植作。
ゲームはコープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー の前日譚や後日譚などが語られるサテライトエピソード集となっており、各話ごとに違う主人公の視点でストーリーが展開していく。
Retina対応でPSP版よりアップグレードして2800円!
グロい描写があるので苦手な方は注意。
Republiques (itunes 500円 iPhone/iPad両用)
囚われのヒロイン【ホープ】を謎の基地から脱出させる誘導アドベンチャー。
プレイヤーはハッカーとなって基地内のカメラをハッキングして脱出経路を探り、ホープに適切な指示を下して脱出を助ける。
かなりクオリティ高いグラフィックとこだわった音が雰囲気を盛り上げるが、ストーリー重視のゲームなので英語がわからないと面白さを味わい切れないのが難。
Ridge Racer Slipstream (itunes 300円 iPhone/iPad両用)
アクセル全開でも、高速ドリフトでコーナーを曲がりきれる非リアル系レースゲームの代表格。
リッジ感は薄いものの、ドリフトも楽しく、グラフィックも美しい。
レースゲーム好きならおすすめ。
紹介記事→Ridge Racer Slipstream レビュー - 爽快高速ドリフトレーシング登場!リッジ感は薄いけど、面白いから気にしない。
Cut the Rope 2 (itunes 100円 iPhone/iPad対応)
ロープを切って、緑の怪獣に餌をあげるパズル Cut the Rope の続編。
今までは飴を移動させていたが、緑の怪獣の仲間(?)が大量に登場。
足場を新たに作ったり、分身したりと様々な能力がある仲間が出てきてバリエーションは大幅に増えた。
合計120ステージが用意されておりボリュームも充分。
The Shadow Sun (itunes 800円 iPhone/iPad両用)
砂漠にある退廃の街Sharで暗黒の太陽を巡る冒険が繰り広げられる壮大なRPG。
能力を割り振って魔法使い・剣士・盗賊などと、TRPGのように自在にキャラクターを作ることが可能。
男女と外見もエディット可能だが洋ゲーなので大きな期待してはいけない。
分岐のあるストーリー、仲間と会話して人間関係を築く(友好度のようなものがある)など、超本格派。
英語力に不安がなければ、洋物RPG好きは迷わず買ってOKだと思う。
Walking Dead: The Game - Season 2 (itunes 500円 iPhone/iPad対応)
海外で人気のTVドラマ、Walking Deadのアドベンチャーゲームの外伝のシーズン2。
前作から賞賛されている恐ろしいまでのグラフィッククオリティは健在。
日本でも放送されていたが、ファンの期待は裏切らない内容になっているのは間違いないだろう。
コロッサトロン: 世界侵略の大脅威 (itunes 100円 iPhone/iPad対応)
自動で動く怪獣戦車をサポートして、街を破壊して世界を恐怖に陥れるアクション。
ランダムに出現する3色の武装をコロサトロンに装着していき、その順番次第で新しい能力が追加されていく。
破壊活動はニュース番組仕立てで報道され、その演出を楽しむゲーム。
シンプルな内容だが、意外とハマる。
Tomb Raider I (itunes 100円 iPhone/iPad対応)
人気アクションアドベンチャーTomb Raiderシリーズ記念すべき1作目!
ラジコン操作(昔のバイオハザードみたいな操作)の不便さも、ヒロインのララもマッチョな雰囲気のまま。
Retina対応で綺麗に見えるようになっているが、中身は昔のままなので昔のゲームを体験したい方、懐かしのゲームをプレイしたい方に。
その他の注目のゲーム
魔ニファクチュア (itunes 基本無料)
魔物を育成する施設を作り、戦力を整えて人間の領土を侵略していくシミュレーションゲーム。
建物を繋いで資源を供給するのが少し面倒だったり、メッセージ表示やタッチ操作のテンポが悪いのが残念。
街の画面が動かないのも最近のゲームとしては気になる。
ストーリーもあり、ゲーム全体としての雰囲気は悪くないが、もう少し練ってから出せば面白かったろうに、と思う。
とどうふけんのやぼう (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
Androidで先にリリースされていたぐんまのやぼうのスピンオフ作品。
群馬以外の好きな県を選び、特産品を収穫してポイントを貯めてポイントを利用して他の県を制圧していく。
制圧した県では各地の特徴をネタにしたミニゲームで遊ぶことができる。
Android版は47都道府県ぶんのアプリをリリースしたのに対して、iOS版は1つで46都道府県分なのでなんだか寂しい。
アンジュ・ヴィエルジュ ~第2風紀委員 ガールズバトル~ (itunes 基本無料)
富士見書房とメディアファクトリーのカードゲーム アンジュ・ヴィエルジュ が元になっているスタミナ制のポチポチゲー。
ストーリーはチェインクロニクルのように選択肢が用意されており、立ち絵も軽く動くなどアドベンチャーゲームをプレイしているような感覚で進んでいく。
売れなさそう。だけど結構すごい。
Violett (itunes 400円 iPhone/iPad対応)
PCから移植のファンタジックなアドベンチャーゲーム。
オプションで日本語にも対応しており、安心して遊べる。
海外レビューは少ないが全体に評価もいい上にSteamの半額近い値段なので、お得感はある。
Abducted (itunes 300円 iPhone/iPad対応)
画面タッチで移動する美しいグラフィックの3DSFアドベンチャー。現在、リリース記念価格で割引中。
新しいものを見つけ、知識を得るたびに経験値が貯まってパワーアップしていくのは楽しいが、英語力は必須。
iPhone4sだと結構重く、iPad miniでも少しカクつきが気になるのでiPhone5世代以上で遊ぶのがいいかも。
注目していなかったけど面白かったゲーム
Hero Siege (itunes 300円 iPhone/iPad対応)
ツインスティックシューティング(移動は自由だが、撃てる方向は4方向だけ)にRPG要素を足したもの。
ボスキャラクターや隠しダンジョンから装備品を手に入れることができ、集めれば集めるほど超インフレでパワーアップする。
ある時は射撃が早くなり、ある時は射撃と一緒に雷が落ちるようになり…と、プレイ毎にインフレの方向性が異なり、アクセントになっている。
結構はまる。