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レビュー: Rolling Coins - コインを入れて、キャンディを出せ!おもちゃで遊んでいるようなアクションパズル

Rolling Coins(itunes 100円 iPhone/iPad対応)
開発:KAKAROD INTERACTIVE
評価:3.0(面白い)

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子供向けの絵本的な世界
世界感にあった効果音と演出
飽きさせない仕掛け
ステージのマップ確認がしづらい
投入したコインをバネ仕掛けで弾き、障害物を避けてゴールまで運ぶとサービス券などがもらえたあのレトロなゲーム機。
今となってはディズニーランドのゲームコーナーなどでしかなかなか見られない、あれ。
全く同じというわけではないが、今回紹介するのはそんな懐かしい雰囲気がある『Rolling Coins』だ。
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▲iPadでプレイするとより雰囲気がでる。

キャンディの販売機にコインを投入して、プレイ開始。
コインが吸い込まれて「ガシャーン」と音がする演出は実機で遊んでかのような懐かしい気分。
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そのままコインが落ちてゲームのステージに登場。
iPhone本体を傾けるとコインが動くので、これを利用してコインをキャンディにぶつけ、一定数を落としきればステージクリア。
また、ステージ上のある★を一定数集めると、次のワールドが遊べるようになる。
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ゲームの舞台であるキャンディ販売機はそのまま内部でキャンディを作っているという設定らしく、内部には回転するスプーンやベルトコンベアなどキャンディ工場的な雰囲気の仕掛けが盛りだくさん。
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最初こそシンプルに体当たりでキャンディを落とすだけだが、ステージが進むとだんだんと仕掛けが増え、これを利用してキャンディを運ぶようになってくる。
仕掛けを利用してキャンディを運ぶパズルアクション的な要素もゲームとして面白いが、なによりキャンディを運ぶ仕掛けを動かしている「おもちゃ感」があるのが嬉しい。
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で、ステージを見事クリアすると、運んだキャンディが降ってきてカップを満たす。
「カランカラン」という音とともに降ってくる演出が気持ちよく、「やり遂げたぜ!」という気持ちになる良い演出。
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▲スコア要素もあるが、ゲームを進める上では必要ないやりこみ要素。

傾けて仕掛けを動かすアクションパズル的な楽しさがあるだけでなく、似ている仕掛けでも見た目が違ったり、少しひねりが加えられていたりと進んでいくと必ず新しい仕掛けが用意されていて飽きない工夫も。
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難易度はワールド2までは極端に難しくなることはなく、ある程度のリトライでクリアできるステージが多い。
また、同じワールド内ではスキップすることも可能で、苦手なステージは後に回しにして気分転換してチャレンジできるのも好感が持てる丁寧な作り。
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▲新しい仕掛けには必ず説明があるのも親切。

また、雰囲気作りも秀逸。
グラフィックも子供向け絵本のようなタッチで描かれており、擬人化されたキャンディはよだれを垂らして寝ていたり、コースに詰まると汗をかいたりとかわいらしい。
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ジャンプ台のバネの「びよ〜ん」という音、コインがコースから外れると「ぴゅーっ」という漫画的な効果音、「アーン」というゆるい失敗ボイスなど、失敗しても笑って済ませられるようなゆるーい雰囲気で統一されていて完成度は高い。
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唯一気になるのは任意でステージマップの確認ができないこと。
マップをしっかりと確認できないことで仕掛けに引っかかると、アクションが苦手な人は納得感が得られずにやり直すことがストレスになるかもしれない。
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もちろん難易度がやたら高い連続した仕掛けなどはないし、エラー&トライ系のアクションでは死んで覚えるという楽しさもあるのでそこまで酷いとは思わない。
コインを制御しながら、仕掛けを確認することが少しだけ難しいのでそういう配慮があったら嬉しかったぐらいではある。
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全体としてはアプリ全体からおもちゃ的な雰囲気を出しており、子供向けの絵本のような世界観で統一されたかわいらしい良作アクション。
全60ステージのボリュームがあり、広告付き無料のアクションと比べるとクオリティはかなり高い作品で100円という価格を考えると十分おすすめと言える。
子供向けという側面もあるが、プレイしていて童心にかえれる、それぐらいの品質になっている。

(Ver2.01 GCドラゴン)

アプリリンク:
Rolling Coins (itunes 100円 iPhone/iPad対応)

動画: