『ぷよぷよ!!クエストArcade』2回目のロケテの感想:セガマニア@ゲームキャストNo9
本日、9月4日よりセガの3店舗にて『ぷよぷよクエスト!!アーケード』のロケテストが開始された。
『ぷよぷよクエスト!!アーケード』はアーケードゲーム初の基本無料プレイ型のゲームということで業界でも注目されている。
最初に言っておくが、基本はほぼ前回のぷよクエと変わらない。
が、ゲーセンを救うかどうかについてはちょっと意見が変わったので、前回を読んだ方はラストの方から読めばそれでOKだ。
3階に到着するとロケテ筐体が2つあり、待つこと数分で着席することに成功、筐体のデザインはぷよぷよらしく可愛いデザイン。
筐体はセガのMJなどでお馴染みのタッチパネル式。
以前のロケテストでは4人のぷよぷよキャラクターから主役を1人を選ぶ形式だったが、今回は自動的にアルルでのスタート。
ストーリーも大画面でキャラクターの立ち絵が動き、ぷよぷよらしいゆる〜い会話が展開する。
基本的なところでは殆ど変わっておらず、課金か時間で回復する「げんき」を消費してクエストを選択する。
今回は自動でパーティーが編成され、CPUプレイヤー3人とともにクエストへ出発。
実際にはオンラインで他のプレイヤーと協力する仕組み。
▲チュートリアルの説明はボイス付き。
クエストが開始されると、制限時間内にぷよを動かして消して敵を攻撃するパズルバトルとなっている。
パズドラのように上下左右のぷよと入れ替えるルールで、入れ替えは時間が許す限り行える。
4つ以上同じカラーが揃った時点で連鎖が開始だが、制限時間内であれば何度でもぷよを調節して攻撃することも可能だ。
ぷよぷよが得意な人は大連鎖も作ることができ、苦手なプレイヤーは簡単な連鎖を何回も組むことができる。
初心者にもとっつきやすいルールと感じた。
連鎖時の演出はテンポが良く、この辺りはさすがのハイレベル。
その後、消した色と同じ属性のキャラクターが、連鎖や消した数に応じた攻撃力で敵を攻撃してバトルが進む。
ゲーム中は各キャラ固有の必殺技をMPを消費して使うことができたり、1回だけ主人公キャラ固有の必殺技的な“だいまほう”のルールも前回のロケテストと一緒。
終了後に宝箱が手に入る点、最高れんさ、クリアターン、ゆうじょうなどが評価される点も同じだ。
課金は先ほどの“げんき”と、レアガチャ、コンテニューの3種類。
前回と大きく違うのは自分のキャラクターが自由に変更できること。
チュートリアルが終わると、アルルだけでなく、ドラコやシェゾなど人気のキャラクターを主人公にできるのだ。
それぞれレベルが別にあり、バトル中の連鎖時にはボイスも変わる。
長時間のプレイはできなかったため、確認はできていないがキャラ毎にストーリーがあるということになるとこれはかなり豪華な演出といえるだろう。
正直な感想としては前回とあまり変わらないが、キャラクターが人気の『ぷよぷよ』としての魅力は増したように思える。
そして、ほうぼうで言われている「基本無料ゲーがゲーセンに人を呼ぶのか?」という話。
前回の記事で「ぷよクエはゲーセンを救わない」と書いたが、今はちょっと考えが変わってきている。
理由はスマホ版『ぷよクエ』の大成功。
人気を考えれば連動でそれなりに客を呼ぶ可能性はある。
また、ぷよぷよが女子に浸透し、キャラクターが愛されていることがよくわかった。
キャラクターの魅力を増した今回のバージョンであれば、都内はもちろん、地方店でもホームセンターにやってきた親子連れの子供をゲームセンターに呼び、金を落としてもらう可能性も秘めている。
おもちゃ屋などに寄らせる前に、基本無料でプレイできるものをやらせるわけだ。
「救う」とまでいかずとも「役に立つ」のではないだろうか。
それが今の考えだ。
今回のロケテストのデータは、製品版でも引き継いで使用可能ということで、気になる方はロケテスト開催中のクラブセガ新宿西口店、セガ池袋GiGO、クラブセガ秋葉原新館まで足を運んでみてはいかがだろうか。
ただロケテストは予告なく終了する場合もあるとのことで遠方から来る方は事前に確認しておくことがおすすめだ。
アプリリンク:
ぷよぷよ!!クエスト(itunes) 基本無料 iPhone/iPadの両方に対応
関連リンク:
ぷよぷよAC公式ツイッター
ぷよぷよクエスト!!アーケード公式サイト
ゲーセンなのに基本無料!『ぷよぷよクエスト アーケード』はゲーセンを救うか?
動画: