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素朴にヨーロッパ風の風景を再現『Return to Castlerama』の美しさにしびれるで紹介したアドベンチャー『Return to Castlerama』をついにクリア!
イタリアのCG会社Conderamaが、イタリアの田舎街を参考に作り上げた町並みのが美しく、全ての場所をクリアして、全ての風景を味わうことに成功した。
ふー、満足。
ただ、アドベンチャーとしてはかなり厳しくて、純粋に観光を楽しみたい人には向かないゲームでもあったので、で、苦労せずに風景を誰もが味わえるよう、Return to Castlerama攻略ガイドを公開した。
で、今回は攻略ガイドを作っていたのだが…「なんだよ、このクソゲーは!」と、叫ぶ羽目になった。
「何もないゲームより、CGだけがあるゲームがいいじゃない」とか言っていたのだが、クリア寸前で恐ろしいミニゲームが待っていたのだ…。
※記事の性質上、以下には軽度ネタバレが含まれるので注意。
1つ目はコイントスゲーム。
物理エンジンで再現されたコインを落とし、連続で表を出し続けるミニゲームだけども、物理エンジンでシミュレーションされているので反則できない。
現実で「表を今から5回連続で出してください」と言われているのと同じなので、あまりに出なくて切れかけてしまった…。
なお、難易度ノーマルなら3回、イージーなら2回連続で面を出すだけで済むのでイージーでやれば「クソゲー!」と叫ばずにすむ。
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▲このゲームはイージーでやるべきだ。
しかし、更に辛いのがその後に出てきたタロット探しである。
このゲームではいたるところにタロットが落ちており、それを拾ってコレクションする要素がある。
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▲樽の間にタロットが…。
イラストに味があるので、欲しい人はコレクションすると思うが、まさかこれを全て集めないとクリアできない仕組み。
広大なマップからタロットを探す作業ははっきり言ってきつすぎる。
しかも、タロット探しはイージーにした所で簡単にはならない。
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▲3時間はさまよった…。
で、これをどう攻略したかというと…。
ゲームつけたままトイレに行ったら裏ワザの条件を満たしていたらしく、戻ってきたら「ご神体が願いを聞き届けてタロット全部解放してくれたよ」と表示されていたという、超ラッキーで攻略。
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▲こいつの前で3分ぐらい放置。この技がなければ絶対諦めていた。
自分でも、こんなゲームをよくやりぬいたと思うが、やっぱりこのゲームの風景の良さは最初に書いたとおり別格。
それを見たいがためにやりぬいてしまい「グラフィックって大事だな」と改めて感じさせられた。
一番最初にある、序盤の街もいいが農村も明るくてほのぼのするぐらいの雰囲気。
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部屋に差し込む光の美しさ。
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魔法的な実験室。
不思議な本、目玉や怪物の死体が転がっていて、すごい作りこみだ。
![rtc4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/iPhonegamer/20230531/20230531200612.jpg)
謎の道具があるテーブル。
![rtc8](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/iPhonegamer/20230531/20230531222731.jpg)
山道。
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人物の顔はちょっと怖いが、これまたモナリザなどを思い出す西洋絵画調のキャラクターだ。
他にはない味がある。
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最後だけすごくきつかった、けどもいろいろな風景が見られたので自分は買った価値があったと思っている。
450円分のヨーロッパ版『シェンムー』(と言うと、さすがに作りこみに差がありすぎるが…)という認識。
アンバランスなゲームだけども、長所は飛び抜けているので「ゲームは見てみたいけど、プレイできるかわからない…」という方は攻略を見れば苦労せずに全部を見られるので、試してみて欲しい。
ちなみに、超苦労してラスト2つのミニゲームを解いたが、新しい風景は見られず、エンディング一直線だった…。
いや、エンディングは嬉しいんだけどね…苦労に見合わないというか…。
アプリリンク:
Return to Castlerama(itunes 450円 iPhone/iPadの両方に対応)
攻略リンク:
Return to Castlerama攻略