ある日、新作をチェックしているといかにもイマイチそうなアイコンを発見した。
しかも、起動してみると広告バナーに同じゲームの広告。
アホだ。
お、おい…これは…。
完全にあのクソゲー(経緯はこちらをどうぞ)『上原の冒険』の使い回し!
タイトルは「コリコリにゃんこ」。
なんだ、コリコリにゃんこって?
説明文を見てみると…。
猫カリカリを集めながらネコ仲間に会いに行こう!
…なら『コリコリにゃんこ』じゃなくて『カリカリにゃんこ』だろーが!
ということで『上原の冒険』の傷がいえないうちに出会ったので第一印象最悪でお送りする本日のゲームは『コリコリにゃんこ』である。
ゲームを始めてみると、スタンダードなジャンプアクション。
左右キーとジャンプボタンだけで操作は快適。
▲すごく…簡単です。
おお、タイトルと見た目のわりに難易度も押さえ気味で普通に遊べるじゃないか…。
広告もゲーム中でないから邪魔じゃないし、もう少しやってみるか。
1ステージが短いからサクサクすすめるし…。
簡単だけど、パーフェクトは少し取りづらいからとれると嬉しいし…。
と、進めてきたけどもやっぱり単調で飽きてきたかな…?
と思った頃に、ボタンが追加。
敵を殴れるようになった。
おお、もう少しやってみるか。
▲殴るネコアイロニー。
ステージが進むと音楽が変わり、ちょっとした仕掛けが入ってきた。
音楽いい感じ。
とりあえず、夜ステージが終わるまでやってみよう。
で、このあたりから少しづつ難易度が上がってパーフェクトが難しくなる。
ちょっとむかつく。
少し攻略っぽいものが必要になってきて、面白くなってきたぞ…?
二段ジャンプもできるようになって、アクションの幅も広がったし!
そして…。
ふー、全クリしたぜ!
ん、全クリした…。
なん…だと…?
気づいたら全クリするまでプレイさせられていたというこの感覚。
1時間弱の短い時間だけども、これはすごい。
ストレスのない操作性(自分は1回も操作ミスしないでゲームを終えた)、間延びしてきた頃に新しいギミックを入れて飽きさせないテクニック。
ラストに向かって無理なく難しくなっていく難易度曲線。
無料だけども、有料でもおかしくないクオリティを感じた。
ちょっと効果音が弱い気がするが、無料なのでとりあえず試して欲しいといえる優良アクションだ。
しかし、自分にとっては1つ大きな難点があった。
あらゆる場所に極悪なトラップがあり、本気でプレイヤーを殺しにくる『上原の冒険』と同じ画像素材と操作系を使いまわしているせいで、どんな状況でも「何かトラップがあるのではないか?」と怯えながらプレイするはめになったこと。
まったく、面白いゲームを素直に楽しませてくれないとは…。
上原の冒険…とんだクソゲーである。
アプリリンク:
コリコリにゃんこ(itunes) 無料
上原の冒険(itunes) 350円