眠れないのだ。
なぜって、ゲームをやっていたら朝になっていたから。
アップデートでモンスター軍団を率いて戦えるようになった『Heroes and Castles』がえらく面白い。
▲的で強かったネクロマンサー大量召喚ができるぜ！
『Heroes and Castle』の通常モードを反転させ、モンスターを召喚し、ヒーローたちを倒して城を攻め落とす“Siege”モードがえらく楽しい。
基本的なゲームシステムは通常ゲームと似ており、怪しげな魔術師を呼び出すと闇の力を貯めこんでくれて、その闇の力を消費してモンスターを召喚したり、自分自身を強化していく。
ただし、最初から強力なモンスターを呼べるわけではなく、骸骨の旗持ちを一定数揃えないと強いモンスターは召喚できない。
なるほど、だからキャンペーンモードでは弱い敵から攻めてきていたのか…！
で、プレイヤーはダークヒーローとなって正義のヒーローと戦うわけだが…。
今回の敵はパラディン。
プレイヤーで使っているときはメイスで敵を殴り倒し、倒れているところに追い討ちしてふっ飛ばし、また追い打ちして…と大変近接攻撃が強いヒーローである。
「おっしゃ来いや！」
と、迎え撃ちパラディンの攻撃を1回受けて転倒。
プレイヤーが使っている時と同じように追い打ちでハメ殺された。
その間実に53秒。
正義のヒーローつええ！
強いを通り越して凶悪過ぎる！
通常モードをプレイしていたとき、絶望的に凶悪なヒーローに敵が対抗しているさまを想像すると涙がちょちょぎれる。
▲開始53秒で即死。
とはいえ、慣れてくればいろいろやりようもある。
ダークヒーローは、格闘に強い“堕ちた騎士”・建物破壊に強い“マミー”・アンデットを強化する“リッチウォーリア”・オーガーやゴブリンを強化する“ゴブリンシャーマン”の4種類に変身でき、工夫していくとかなり楽しい。
なかでも自分のお気に入りは“リッチウォーリア”だ。
こいつはパワーアップさせると倒した敵をスケルトンに変身させることができ、一旦優勢になったら出てくる敵を全て倒してスケルトンへ。
ありえない数のスケルトンが城を攻めている様子は壮観。
最後には死者の列がひたすら城に押し寄せる。
これぞ悪の勝利！
最初はえらく難しかったものの、慣れると「ああ、通常モードで自分が嫌だったことをやればいいんだな」とわかってきて、勝ち方にもバリエーションが出てくる。
トロールを召喚して一気に攻め落としたり、ゴブリンスナイパーで遠距離から敵を壊滅させたり。
なにより、悪の軍団を指揮している感じが本当にたまらない。
『Dungeon Keeper』 など、悪の側にたって戦うゲームはいくつかあるが、自分がやられて嫌だったことをそのままお返しして戦うという戦術が通じるという意味で、最初っから悪役だけのゲームよりも楽しい。
そして気がつくと…。
朝になっていた。
さすがにCPU戦は極めた気がするので、飽きたけども8時間プレイしっとおし。
『Heroes and Castles』ヤバイ。
まじでやばい。
まだアップデートで追加された追加ヒーローもいるのに…。
このペースでやったら確実に死ぬ。
とっつきは悪いけども、始めるともうやめられないので皆さん、ぜひプレイして巻き添えになってほしい。
今はバランスが破綻していて対戦が機能していないが、これが機能し始めたらどうなることやら…。
そして、次回は自分に殺人的スケジュールを強いる面白いもう１つのHeroゲーを紹介したい。
この2つのせいで生活リズムが本気でやばい。
最後に…このバージョンにはバグが1つある。
ヒーローしかダメージを与えられないモンスター“レイス“。
こいつにCPUのヒーローもダメージを与えられないというバグがあり、レイス召喚＝勝ちとなってしまっている。
楽しむならレイスは召喚するのをやめておこう。
ゲーキャスとの約束だ！
▲3分でクリアできるぞ！
アプリリンク：
Heroes and Castles(itunes) iPhone/iPadの両方に対応
攻略リンク：
Heroes and Castle 攻略(ゲームキャスト)
