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ゲームロフト新作発表!まさかのGREE×ギャングスター=…?

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本日、ゲームロフトより「GREE Platformにおいて、スマートフォン向けソーシャルゲーム新タイトル「ギャングドミネーション(仮)を提供開始します。」という内容のリリースが発表された。 以下、プレスリリースより抜粋。
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この度ゲームロフト社は、「ギャング」をテーマとしたまったく新しいゲーム体験を「GREE Platform」向けに提供します。
本作は、最強のギャングを目指し、プレイヤーが助け合ったり競い合ったりするカードゲームとなっています。
ゲームロフト社はこれまで、特に同社の人気シリーズ「ギャングスター」を通じ、「ギャング」をテーマにしたゲームにおけるノウハウを培ってきました。
また、最新作の「ギャングスターRIO:City of Saints」は、欧州およびアジアの複数の国で、App Store のトップセールスランキングのトップ10 に入るなど多くの人から支持を得ています。
なお、「ギャングドミネーション(仮)」の提供は、2012 年6 月を予定しています。
ソーシャルカードゲームは、日本のソーシャルゲームの中で最も人気のあるジャンルであると考えられています。
「ギャングドミネーション」は当社初のソーシャルカードゲームとなります。
グリーのようなこの領域におけるエキスパートと共にこのプロジェクトに取り組めることを大変嬉しく思います。
ゲームロフト社 最高経営責任者 ミシェル・ギユモ

世界中にいる1.9 億のユーザーに、「ギャングスター」で名高いゲームロフト社の「ギャング」をテーマにした初のソーシャルゲームを提供でき、心から嬉しく思います。
ゲームロフト社のこれまでのノウハウが凝縮された本作が、「GREE」を通して、世界中の人々に楽しみと満足をもたらしてくれることを期待しています。
グリー株式会社 代表取締役社長 田中良和
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以上。

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カードのイラストが添付されていた。
さすがに絵のクオリティは高い。

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お色気もあり。

ゲームキャストでは単にプレスリリースを載せるだけでなく、個人的な意見を必ず付け加えることにしているのであえて言おう。
「欧州およびアジアの複数の国で、App Store のトップセールスランキングのトップ10に入った『ギャングスター:RIO』」はソーシャルゲームではない。
つまるところ、ファンに向けて作るのではなく儲けるために人気が有りそうなものに業態を変えただけなのだろう。

個人的に言うならば、FREE+は嫌いではなかった。
シックスガンズ』も『Brother in Arms 2 Free+』も『レッツ!ゴルフ3』もかなりやった。
あれはフリーミアム「ゲーム」であろうとしていた。

しかし、これは今までのファンに入る隙のない転身である。
おそらくGREEがノウハウを突っ込めば儲かるだろう。
だが、あのゲームロフトがGREEと手を組んで、単なる集金装置をつくろうとしていることに言いようのない脱力感を覚えてしまった。

私の持論として、ソーシャルゲームは「無料で完全攻略するゲーム」として遊ぶ目指すプレイヤー以外にはゲームでありえない。
また、プレイにストレスを掛けて課金へ誘導し、金銭感覚を破壊する手口は社会の一員としてあってはならないタプの集金方法だと思っている。

ゲームロフトが期待している顧客であるところの、「世界中にいる1.9 億のユーザー」に自分が入っていないことともに、「ギャングスター」で名高いゲームロフト社の「ギャング」をテーマにした初のソーシャルゲームを提供されてしまうことを、心から悲しく思います。

まあ、画期的なソーシャルゲームが提供されてハマっている自分がいる可能性もわずかになくはないが。