TGSレポート1:iNVADERCADEについて本音で聞いてきた
iNVADERCADEとは、タイトーから出るiPad用周辺機器。
なんと、15800円でインベーダーゲームをやるためだけにあるという驚きのアイテム。
プレイして気になっていたことを遠慮なく聞いてきた。
(参考動画)
まず、筐体を見てみると動画で感じるよりだいぶ大きくて頑丈。
プラスチックの薄い板で組まれた筐体ではなく、厚みを感じる豪華なつくりだ。
15800円というだけある。
筐体はレバー・1ボタン・イヤホンジャック・音量調節摘みという構成。
スピーカーも積んでおり、TGSの喧騒に負けずきっちり音を発していた。
大音量でもきれいに聞こえており、それなり以上のスピーカーにはなっているようだ。
レバーは短めだが、インベーダーゲームをプレイしているとやりやすい。
華奢に見えるものの、元ゲームセンター店員の経験から言うと普通に使っていれば壊れにくい設計。
ちょうどタイトーの広報の方がいらっしゃったので、思い切って本音で聞いてみた。
トシ
「レバーとボダンだけでゲームスタートできないんですけど、なんでですか?」
広報
「いらっしゃる皆さんに同じ事を聞かれますので、開発に上げておきます。」
トシ
「これってこの値段でインベーダー専用なんですか?
コンパネを取り替えてスト2とかできたりしないんですかね?」
広報
「これはもう、当時の気分でインベーダーをプレイしていただく専用になっています。
そのかわり、Apple公式の周辺機器ということでスピーカーもかなり良いものを積んでいますし、iPadをつかって動画を見るときのiPad立てとしても優秀です。」
えっ…この値段でインベーダー専用…。
iPad立てと言われても、室内プレイヤーとして使うならともかく、動画を見るなら横にして見たい。
iPadの弱点はモノラルスピーカーなので、スピーカーが良くて横にもおけるなら多少いいと思うのだが…。
不満たらたらながら、とりあえず思ってプレイ。
…
…
…
…これはすごい!
インベーダーゲームを筐体でプレイしている感覚を本当に味わえる!!
本当に、懐かしのゲーム筐体でプレイしている気分が味わえたのだ。
操作性も明らかにタッチ時よりも良い。
というか、やっぱりタッチじゃなくてコントローラーで遊びたかったんだよな、レトロゲーム。
それぐらいの操作感があった。
正直、インベーダーとかレトロゲームに興味がない人にはまったくオススメしないが、オールドアーケード世代はこれを弄るだけで感動モノ。
えっと、これでパックマンCEとか、マッピーとか、1ボタンで済む系のレトロゲームが全部対応してきたらヨダレがでるんだけども。
タイトーさん、そのあたり是非交渉を…!
あと、せめて2ボタンあればバブルボブルとか、奇々怪々とかレトロゲームとだいぶ相性が良くなると思うんですが。
4ボタンあればカプコンのレトロゲームとかも。
ということで、予約してしまったのだった。
家に来たらまたレポートする予定。