レビュー:Star Defender 4
タイトル:Star Defender 4
ジャンル:シューティング
価格:450円
ディベロッパー:Awem studio | Version:1.2 | GameCenter:ランキング・実績対応 | 対応機種:iPad
Star Defender 4の詳細・DLはこちら(itunes)
トシの評価:3.0(面白い)
+シンプルな操作
+美しいグラフィック(虫系なので好みはあるが)
+パワーアップして撃つのが楽しい
−ゲームセンター対応がイマイチ
インベーダーゲームを現代風にしたシューティング。
Flashゲームの移植で、元ゲームはこちらでプレイできるがiPadに合わせて最適化されているこちらのほうが楽しめる。
弾幕系ではなく、敵を狙い撃って撃破することに重点をおいたバランスで、オールドゲーマーなら楽しめるはず。
当Blogとしては初となるiPad専用ゲームなので注意。
豪華なインベーダー
一言で言ってしまえば、すごい豪華になったインベーダーゲーム。
プレイヤーの移動は左右だけで、画面上部から次々と現れる敵をショットで迎撃していくシステムはまさにインベーダーゲームそのもの。
もちろん、現代のゲームとして相応に進化していて敵や攻撃バリエーションが豊富になっていてる。
操作はレバー+ショット2ボタン。
レバーは左右に動くだけのものなのに、指が触れた位置に自在に移動キーが出現する方式(ケイオスリングス方式)で、かなり操作しやすい。
ショットは少し慣れが必要なものの、押しっぱなしでオート連射も付いていてきっちりやはりiPadに最適化済み。
元となったFlashゲームよりも操作性はiPad版の方が良い。
分かりやすく、操作しやすいシューティングゲームだ。
撃つのが楽しい
プレイヤーの攻撃方法は2つ。
1つ目は無制限に使えて最大8段階までパワーアップするメインショット。
メインショットのパワーはそのままプレイヤーのHPとなっているため、ゲーム中に攻撃を受けてなかなか最強にはならない。
が、その分最高までパワーアップしきったときの達成感と爽快感はなかなかのもの。
最強になると発射されるレーザーを無意味に連射したりしてしまう。
もう1つは敵から出るアイテムを取ることでチャージされ、弾数制限のあるサブウェポン。
直進するミサイルからバリアまで10以上のサブショットがあり、「新しいサブウェポンをとると前のサブウェポンはなくなる」仕組みなので、状況を判断して取っていく戦略性がある。
敵がかなり落としていくので出し惜しみしないで使えるものの、無限というほどではないし、それぞれ強力なので使う瞬間は「必殺技を使っている」気分。
複雑にならないシステムで、撃つ楽しさを重視したシューティンになっている。
完成度は高い
全8ワールドで、1ワールドにつき15ステージと全体でかなりのボリューム。
1ステージが1〜3分で終わるため、気軽にプレイできるのもいい。
ステージの終わりには巨大なボスも出てくるし、ワールドごとに新しい敵やサブウェポンが出現して飽きづらい。
虫系のデザインなので好みは分かれるがグラフィックもiPadゲームの中で十分綺麗なレベル。
敵の動きがインベーダー系統のゲームをリスペクトしていたりすることを見ても、制作側がインベーダー系のオールドスタイルゲームとして完成させようとしていたのが見て取れるし、実際それは「狙ってうつ」タイプのオールドスタイルシューティングとしては完成度は高い。
iPadを持っていて、オールドスタイルのシューティングが好みであれば楽しめる1作だ。
気になるなら前作には体験版Star Defender 3 Liteがあるのでプレイしてみるといいだろう。
細部は違うだけで、基本が同じなのでこちらが楽しめればStar Defender 4も楽しめる。
本当に欲を言うなら1ワールドがもう少し短かくて、ゲームセンターの対応がちょっといい加減(ランキングが全ステージの合計スコアしかなく、実績も6つのみ)なのが気になるといえばなるが、それぐらいか。