iPadからリモートデスクトップでPCゲームをプレイ、Splashtop脅威の技術力!
以前、ニュースでUnreal Engineの新デモ発見、iPad向けのリモートデスクトップがすごいと紹介した。
何がすごいかというと、
・iPadから無線LANを通してPCゲームができる
ということ。
リモートデスクトップはPCに別のマシンからログインして操作する仕組みで、iPadでそこにPCがあるかのように操作できてしまう技術。
だが、大幅な遅延や画面全体の書き換えには弱いという弱点があり、動画視聴やゲームプレイに弱いという欠点があった。
それが解消されたとなれば試さずにはいられないのはゲーマーという人種。
今回は導入から実際のゲームまで試してみた。
準備
OS:Windows XP、7 Home Premiam、Mac OS X 10.6 のPCでCPUがDual core以上
ネット環境:wifi環境
iPad側準備:Splashtop Remote Desktop for iPadをインストール
PC側準備:Splashstreamerのインストール
自宅が有線なのでPCにつける無線のUSBアクセスポイントを購入。
1500円しなかったし、楽勝でセットアップできたけどアプリより高いというのがフクザツな気分。
Splashtop起動!
ひと通り準備を終えてSplashtopを起動すると、自動でPCを見つけて認識してくれた。
タップして、パスワードを入力すると…。
はい、できた!
あっさり行きすぎて逆に驚く。
いざ、ゲームをプレイ!
ゲームプレイ前にJoypad - Wireless Game Controllerを準備。
iPhone/iPod touchを無線ゲームコントローラーにしてしまうスグレモノ。
これをiPhoneに入れて、レッツプレイ。
プレイするソフトは、ある程度動きがある方がネットワーク経由のラグを検証できると思うので、有名フリーゲーム洞窟物語をチョイス。
たまに固まるものの、コンマ何秒かの差でPC画面を追っている。
細かいアクションは辛いが、十分すぎるほどの性能。
ガチアクション以外のゲーム、シミュレーションや瞬間的な判断がいらないネットゲームなどなら十分使用に耐えそうだ。
iPadだけの拡大画面も用意したので興味があればこちらからどうぞ。
また、Joypadは意外なほど使いやすく、十分実用に耐えた。
Splashtop驚異の技術力
Splashtopの何がすごいのかを説明するには、他のソフトとの比較がなければ始まらない。
ということで、おSHINOブ!さんのiPad2からリモートデスクトップでゲームより、
LogMeIn Ignitionを使用してゲームをプレイしたときの動画を。
動くたびに画面がブロック状に崩れていく。
これが普通のリモートデスクトップ。
そして、これがSplashtop。
常駐ソフトを切って、PCをきれいな状態にしていたせいか、驚くほどスムーズ。
Dual core以上のCPUがPC側に必要とあったが、Dual Coreでも詰め込みすぎた環境では多少無理がある模様。
洞窟物語の時に固まったのはPCの処理性能の問題のようだ。
スクリーンショットをとってみても、文字まではっきり確認できる。
これははっきり言って事件と言ってもいいぐらい。
加えて言うならば、前出のLogMeInは3500円。
Splashtopは1200円というコストパフォーマンス。
記事執筆現在、Splashtop Remote Desktop for iPadが230円、Splashtop Remote Desktop for iPhone & iPod touchが115円に値下げ中。
iPadを持っている方、ぜひお試しあれ。
iPad版Splashtop Remote Desktop for iPadの詳細・DLはこちら(itunes)
体験版Splashtop Remote Desktop for iPad Freeの詳細・DLはこちら(itunes)
Splashtop Remote Desktop for iPhone & iPod touchの詳細はこちら(itunes)
体験版(5分だけ使用可能)Splashtop Remote Desktop for iPhone & iPod touch Freeの詳細はこちら(itunes)
合わせてJoypadもどうぞ。
Joypad - Wireless Game Controllerの詳細・DLはこちら(ituens)
以下は公式の動画。