美しい世界と、凶悪なパズルと。
viviONより、パズルアドベンチャーゲーム『オズの原罪 -Sin of OZ-』がApp Store / Google Play向けに配信された。
本作は『オズの魔法使い』をモチーフとした舞台で、魔法使いオズとなって魔女の力で色と心が失われた世界をおとものぬいぐるみやドールたちと旅するゲーム。
そして、旅の合間には『キャンディクラッシュ』系のパズルを遊ぶのだが……これが、単にパクリというにはなかなかに癖が強く、思い切った作りで面白い。
本作を起動すると、美しくも儚いイラストで物語が語られる。
ここでもう、ものすごくテンションが上がる。
その後、普通すぎる3マッチパズル画面がやってきて、物語パートとの落差に少し驚くのだが……遊んでみるとこれがやばい。
「もう、やったことあるでしょ」とばかりに高速でチュートリアルが終わり、難易度が急上昇。ステージ20あたりからコンテニューが始まる。
このぎりぎり感、なかなかに楽しい。
パズルステージをクリアすると、連れて行ったお供のキャラクターの信頼度が上がり、それぞれの物語も見られる。お供キャラは進行で仲間になり、ガチャはないようだ。
このお供キャラクターは信頼度が上がると人間の姿に戻ることができ、オズとの物語がそれにつれて語られる。
パズル以外の世界観に関するビジュアルは全力で、良い意味で割り切りを感じた。
少し進めるとドールを旅に出させてその風景を楽しみつつ、信頼度を上げていくことも可能。
なお、実際のプレイ動画は以下となるので、気になったら見て欲しい。
プレイする限り、キャラクターに寄った3マッチパズルを探しているプレイヤーに向けて、限られた予算をきっちり割り振って特徴を強化しているように見受けられた。
パズルの鬼難易度はカジュアルを通り過ぎている感じだが、3マッチ慣れしているならばむしろちょうど面白い塩梅。
雰囲気ゲームが好きな、コアなパズルゲーマーは試してみて欲しい。
なお、本作は「10万DL限定」をうたっている。
この意味を開発元に問合わせたところ、現在10万DLぶんのプレイヤーが快適にプレイできるつくりなので、本当の意味で10万DL限定になっているという。
プレイヤーの受け入れ可能数が増えたら順次拡張し、公式サイトなどで案内する予定とのこと。
早期に遊びたいなら先だってダウンロードしておいたほうがよさそうだ。
オズの原罪 -Sin of OZ-のダウンロードはこちら