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『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』Steamでリリース。スマートフォンの『東方ダンマクカグラ』サービス終了後、ファンの声にこたえて開発スタートした後継作

サービス終了したスマホゲームが、また蘇る。
パブリッシャーAlliance Artsより、アンノウンX開発のリズムゲーム『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』がSteam向けに発売された。

本作はスマートフォン向けリズムアクション『東方ダンマクカグラ(以下、原作)』のサービス終了後、復活をかけてクラウドファンディングを実施し、目標の1,288%となる1億9,327万円の支援を受けて制作が決定した後継作品。

開発経緯については当サイトでもインタビューを実施しているので興味があればご覧いただきたい。
『東方ダンマクカグラ』終了の舞台裏と、『ファンタジア・ロスト』としての復活まで。アンノウンXの団長JYUNYAさんインタビュー

68楽曲を含む通常版は3,960円で、4つの楽曲追加DLC(合計102楽曲)とオリジナルサウンドトラックセットのデジタルデラックス版が9,980円となる。
また、Toby FoxさんとZUNさんによるコラボ楽曲『U.N. Owen Was Hero?』が無償DLCとして同時配信されている。

本作は移植ではなく、Steamに合わせて新たに作り直されており、プレイヤーは滅びた幻想郷を復活させる物語を追いつつ、リズムゲームを楽しめる。
物語は原作でもストーリーを担当したstorynoteが新たに書き起こしている。

リズムゲームパートは2つのモードがあり、1つは流れてくるノーツをタイミングよくたたく“カグラステージ”。
これはベーシックなリズムゲームとして楽しめる。

ちょっとポップンミュージックを思い出す感じ。

もう1つは弾幕シューティングとリズムゲームの要素を合わせた新たなゲーム体験の“ダンマクステージ”。
これはボスと戦いながらミッション目標を達成するものとなっている。

楽曲追加DLCは順次配信予定で、現在は楽曲追加DLC1のみが販売されているが、合計で4パック、合計102曲の追加を予定。
追加予定の詳細については以下のURLで公開中だ。

こういったアプリが登場するたびに同じことを言っている気がするが、サービス終了しても思い出を振り返れる、そして遊んで楽しめる形でアプリが残るのはプレイヤーにとってとてもうれしいこと。
ゲームにはジャンルの都合、プログラムの都合などがあってすべてのアプリが蘇れるわけではないが、こういった事例はどんどん増えて欲しい。