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ディライトワークス代表取締役社長COOに元カプコンの小野義徳さんが就任。『メギド72』の前プロデューサー宮前公彦さんも同社移籍を発表

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ディライトワークスは代表取締役社長COOに元カプコンの小野義徳さんを迎え、創業者の庄司さんが代表取締役会長CEOとなることを発表した。
代表取締役社長 COO に就任する小野義徳さんは、『ストリートファイターIV』、『モンスターハンター フロンティア』のプロデューサーを務め、CS 第二開発統括第二編成部長を務めたあとで2020年9月にカプコンを退社していた。
硬式発表によれば、多面的な視点から会社経営を行っていくため、国内ゲーム企業にて数多のゲームタイトルの成長に寄与してきた小野義徳さんが経営に参画するという。
また、これに合わせてスマートフォン向け RPG 『メギド72』の元プロデューサーとして親しまれ、惜しまれつつも2021年1月でプロデューサーを後退した宮前公彦さんもディライトワークスに移籍したことを発表しており、プロデュース体制が大きく強化されることが予測される。


ディライトワークスは2015年に開発を担当した『Fate』シリーズ派生作『Fate/Grand Order』のリリースで一躍注目され、その後は2016年に『バンドやろうぜ!』を自社よりリース。
『紙謎 未来からの想いで』を Nintendo Switch 向けにリリースしたり、アナログで『A3!』カードゲームなどをリリースしたりと幅広くゲームを手掛けている。


一方、直近においては海外と共同開発していた『ミコノート』の提携が解消され、セガからリリースされたスマートフォン向けゲーム『サクラ革命 〜華咲く乙女たち〜』の開発・運営を担当するも、わずか半年、2021年6月30日をもってサービス終了することが発表され、開発体制に対して不安視する声も上がっていた。
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直近では格闘ゲーム『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』のパブリッシュを予定していることでも話題となっていたが、『ストリートファイターIV』のプロデューサーである小野さんが加わることはファンにとって安心材料の1つとなりそうだ。
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一般に、近代的なゲームの開発にはスマホでも2年程度は開発の歳月が必要となる。
この人事下でゼロから開発されたものがリリースされるまではそれぐらいはかかるだろうが……果たしてどんなゲームが出てくるのか、期待して待ちたい。