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ディライトワークス、巫女とひとつ屋根の下で暮らすゲーム『ミコノート』に関する提携を解除を発表。ゲームプロジェクトは開発元が継続の見込み

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ディライトワークスは、『ミコノート』に関する提携の解除を本日10月16日に発表した。
これはディライトワークスの社内制作部門 MIRACLE POSITIVE STUDIOS(ミラクルポジティブスタジオ)がプロデュースし、韓国の開発会社MADORCA Inc.とともに開発していたもの。

ミラクルポジティブスタジオはアジアを中心とした海外のゲーム会社やクリエイターとタッグを組み、パートナーが開発したゲームを日本国内で配信するスタジオ。
『ミコノート』は、同スタジオ初のタイトルとして2019年2月に、“巫女とひとつ屋根の下”というコンセプトのもと、3Dで描かれた巫女たちとの暮らしを楽しむゲームとして発表されていたが、その後何も音沙汰のないまま2020年10月に至っていた。

なお、提携解除によってディライトワークスの関与は終了するが、MADORCAによって『ミコノート』のプロジェクトが継続される見込みとのこと。
すでに『ミコノート』の公式サイトはすでに削除されている。

これでディライトワークスが発表しているスマホ向けプロジェクトは、「大人になるって痛いよね」のコンセプトムービーが発表されたもの、『サクラ革命』の2つになる。


海外スタジオとの共同開発時は、文化の違いでつぶれることはかなり多いので、この発表自体は特別に問題があるというより、「よくあるよね」という印象(連続で発生しなければ)。
ミラクルポジティブスタジオには次回作でこの経験を活かしていい感じのものを出して欲しい。

個人的には『FGO』で手に入れた資金力をバックにどんなものが出てくるかとても期待していたのだが……そういった意味では『サクラ革命』がディライトワークスの実力の見せ所になるのだろうか。
それを楽しみにしておきたい。

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