SumoDigitalは、『Dear Esther』を2019年内にiOSでリリースすることを発表した。
『Dear Esther』は、孤島をあてもなく散策するゲームである。
開始時は何の情報もなく、ただ散策していると主人公が独り言で何かを語り、その背景がおぼろげに判明していく。独白と島の様子を見て、プレイヤー自身がゲームに意味を見出すゲームとなっている。
『Gone Home』やら『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』などと同じ、“ウォーキングシミュレーター”というジャンルと言えばわかる方もいるだろうか。
ゲーム機版の予告動画はこちら。
そしてもう1つ、Sumo Digitalは『Dear Esther』を開発した Chinese Room と共同で、開発している『Little Orpheus』が、Apple Arcade(今秋サービス予定のAppleの定額ゲームサービス)で2020年にリリースされる予定であることを明かした。
これはApple Arcadeの発表動画でも1番目にくるほど期待の作品。『Dear Esther』が出るころには何かしら発表があるのかもしれない。
いずれにせよ、『Dear Esther』は先に登場する。
本作はウォーキングシミュレーターの元祖とされており、この作品が出たころは「ただ見るゲームはゲームではない!」、「ゲームではなく、見てストーリーを楽しむならアニメなどと同格ではないか?」などの論争が巻き起こった歴史に残る作品だ。
ウォーキングシミュレーターが好きなら要チェックと言えよう。関連リンク:
The Chinese Room’s Dear Esther Makes Mobile Debut