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古えの面白さを現代の技術で蘇らせた『アンクラウン』に期待している理由を語りたい。最大200人の兵士が入り乱れる戦場ゲームを遊んでくれ! - PR

アンクラウン (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay
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少し前から、ゲームキャストではリアルタイム戦術ゲーム『アンクラウン』の紹介をたびたび行っている。
『アンクラウン』とは、中世ヨーロッパ風の世界で指揮官となり、兵士や武将を指揮して、森、橋、平野、湖、丘など、様々な地形ギミックやマップを利用しながら拠点を奪い合う戦術ゲームで、開発会社のネストピの呼称では“ライトRTS”となる。
このゲームの内容と魅力、ゲームキャストが期待を寄せている理由などを語っていきたい。

『アンクラウン』は、2人のプレイヤーが兵士を指揮して戦い、敵側の本拠地を陥落させることを目的とした対戦型ゲームとなっている。
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大量の兵士の指揮する……なんてことをスマホでやるのは難しく聞こえるかもしれない。
しかし、実際には自軍の砦を指で押さえ、攻め込みたい砦に向けてドラッグするだけで兵士が出撃すし、簡単に指揮できる。

さて、ゲームルールの続きを説明しよう。
敵の本拠地を落とすことがゲームの目的ではあるが、いきなり敵の本拠地を攻めるのは難しい。というのも、このゲームは課金度合いやレベルに関係なくプレイヤーの兵士の能力は同じ。
100人の兵士と100人の兵士がぶつかると、お互いに消滅してしまう。
100vs99でぶつかれば、1人多い側が勝利する。数で戦うゲームなのだ。
兵士は拠点の中で時間と共に生成されるから、たとえ100人で攻め込んだとしても、行軍している間に敵拠点で兵士が生産されて、敵兵士が120人になったりする。

そこで、マップ上にある中立拠点を確保することが重要になる。
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中立拠点に兵士を送り込み、体力を0にすると自軍の色に変化し、以後は時間と共に兵士を生産するようになる。
つまり、中立拠点を多く支配したプレイヤーは、より多くの兵士を指揮できるわけだ。
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1試合は4分。制限時間が尽きると、支配している拠点の多い側が勝利となる。
シンプルではあるが、遊んでみるとこれが深い。
4秒に1回しか兵士に移動指示を出せないため、1手ミスすると4秒のロスが生じる。この繰り返し、積み上げることで勝敗が決まる知略ゲームとなっているのだ。

ここまでゲームの説明を聞いた中で「このルールは見たことがある」と思った方もいることだろう。そう、この基本ルールは『エイジオブエンパイア』などのRTSを極限まで簡略化し、10年前に大ヒットを飛ばした『Galcon』に近いのだ。
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▲こちらは2014年の『Galcon 2』より。惑星から惑星へドラッグして兵士を送り込み合う基本は同じ。ただ、操作に制限がないため手元が非常に忙しい。アンクラウンは戦術を考える思考系に寄っている

で、当然ながら10年ほど前は私も『Galcon』にハマっていたので、Discordでβテストの手伝いをしていたのだが、こうしてあえてPR記事を引き受けた理由はもう1つある。
当たり前だが、『アンクラウン』は『Galcon』の単なるマイナーチェンジではなく、改良要素を持っていることだ。
その要素とは、“英雄”である。英雄とは、大勢の兵士を消費して出撃する強力なユニットだ。
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元祖となる『Galcon』には、十分戦術性があったし、兵士の操作制限がないから操作の速さを競うスポーツ的な面白さもあった。
しかし、その操作の忙しさについていけないプレイヤーもいて、いくつか(アンクラウンのように)操作に余裕を持たせたゲームも登場した。
ところが、今度は操作しやすくなると均衡を崩すことが難しくなり、戦術もマンネリ化して戦いが膠着することが多かった
それを崩す必殺技(のようなもの)が英雄なわけだ。下の公式の動画は非常にわかりやすい例だ。

戦場に出向く前に、さまざまな英雄をデッキとして組み込み、戦況に応じて使い分けたり、逆転したりする要素が加わっており、膠着やマンネリを避けるシステムを組み込みつつ遊ばせる『Galcon』系の最新作が『アンクラウン』と言うわけだ。
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▲英雄は試合の後に酒場にランダムでやってくる。レア度はあるが、レア度の低い英雄も最初からレア度が高い英雄と同じ能力まで育つ。

近年、『アーチャー伝説』のように、昔に人気を得て面白さが保証されたゲーム(アーチャー伝説は『Solomon's boneyard』にとても近い)に、今のスマホだから可能になった演出や、システム改良を加えて遊べるインディーゲームが増えてきている。
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▲アーチャー伝説。古いゲームを現代の技術でよみがえらせた好例。

ゲームキャストとしては、内容の好みに加え、「今のトレンドに当たるインディーゲーム」として『アンクラウン』に非常に期待していて、今回はネストピさんにインタビューなどを行った(今後公開される予定)ときにゲーム紹介のPR依頼も一緒に受け、この記事を書いている。

まずは論より証拠、7月26日~7月28日の3日間でβテストが行われるので、ゲームの内容を触って確認してみて欲しい。

もちろん、予約して製品版を待つこともできるので、完成品を遊びたい方は下記からどうぞ。

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